なかなか寝付けない、真夏の夜
それでもいくらか、うつらうつらとしている
耳にさわる、蚊の羽音によびもどされ、
汗ばんだ髪をかきあげると、一しずくの汗が伝う
その道に、涙をのせて、
けだるさをかなしみに変えて、
うつつと夢の境目で、寝返りを打つ。
いつの間にか這い出した蚊帳の中にもどり、
耳障りな音よりも、汗か、涙かわからない、しずくを選ぶ。
蚊帳の中は暑い。
明け方の冷たい風を夢見て、
また、うつらうつらと眠りゆく
phot:Sidi Bou Said in Tunisia
それでもいくらか、うつらうつらとしている
耳にさわる、蚊の羽音によびもどされ、
汗ばんだ髪をかきあげると、一しずくの汗が伝う
その道に、涙をのせて、
けだるさをかなしみに変えて、
うつつと夢の境目で、寝返りを打つ。
いつの間にか這い出した蚊帳の中にもどり、
耳障りな音よりも、汗か、涙かわからない、しずくを選ぶ。
蚊帳の中は暑い。
明け方の冷たい風を夢見て、
また、うつらうつらと眠りゆく
phot:Sidi Bou Said in Tunisia
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