薔薇好きもここまでくるとどうでしょう?
といいますか、表だって華美にすることが出来ないイランでも、他のイスラーム諸国同様、あの「真っ黒」の下はとても華やか。というか、ギラギラなことも…女性の下着が派手なことに、私などはまったく驚かない。
しかしまあ、殿方もでしたか…と、しばしため息。このパンツに見入ってしまいました。
2度は通り過ぎたのですが、やはり気になって写真を撮ってきました。
実に私の持っているシーツにそっくり。薔薇模様のシーツの上から、もう一枚真っ白で薄手のシーツをかけて、その透けた中に見える大輪の薔薇に、そっと頬をよせると、良く眠れるような気がするのです。
それがまあ、片方に私の両足が入りそうな、大きなパンツとそっくりだなんて!
このパンツを思い出して不眠症になったらどうしようなどと、文学と詩の街、シーラーズの商店街で呆然としたのであります。