イスラミック・ブルー

スペイン、エジプト、イラン、トルコ、チュニジアへ、イスラミックな旅へ。
スペイン/地中海レストランガイド

宵っ張りはオスタル

2005-12-23 00:00:45 | 旅の仕方
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 スペインのホテルは、大抵夜10時になると門を閉めてしまう。何時に到着するか、前もって知らせておかないと、門をどんどん叩く羽目になることも。
 スペインはシエスタの国。昼寝をした分、夜は長い。明日も仕事でしょう?大丈夫なの?と心配してしまうぐらい、午前2時3時まで飲んでいる。だから金曜の夜は当然のように、朝まで飲む。帰る前に〆の一杯を7時ごろ飲んでいてもおかしくない国。それがスペインだ。
 最初のうちはおとなしく、夜7時には宿戻って潜んでいた私も、いまや、10時前に宿に戻る日は殆ど無い。スペインの夜は一人でも楽しいのだ。
 何しろ、フラメンコもシアターも、始まりが遅い。終わるのは次の日。午前様は当たり前。こんな私の強い見方は、オスタル。
 オスタルの多くは、ビルのワンフロアを借りきっているものが多い。そのため、着くと3つの鍵を渡されることがある。ビルの玄関の鍵。オスタルのフロアの鍵。そして、部屋の鍵。
 これさえあればもう安心。帰宅時間を気にすることなく遊びまわれる。

 もっとも地方のオスタルは、部屋の鍵だけ持って歩けというが、表玄関の鍵をくれないことが多い。そのため、私はいつも問題児。12時過ぎにドンドン扉を叩く。「毎晩何処で遊んでいるの?」と、目をこすりながら出てくるお兄ちゃんに、ヘラヘラしながら謝る。オスタルは大抵家族経営。玄関前で寝ているのは、息子達だ。
 普段はともかく、フェリアの時は許して!
 スペインかぎっ子生活。大好き。