ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

SUBARU XV 車中泊快適化計画

2014年06月02日 | 
2014年6月2日(月)

今までお世話になったジムニー君を手放し、消費税アップ前にXVを購入。
ほぼ、交渉もせず即決であった。
その経緯はまた後ほど。
4月21日に納車から1ヶ月ちょっとであるが、すでに4700kmと過走行車まっしぐら。
インプレもまた後ほど。

さて、ジムニーの時も試行錯誤しながら、快適に車泊出来るかやってみた。
結果、このブログの快適化計画に至った訳であるが、今回は出費をなるべく抑えるべく
快適化を図ってみた。
すでに11泊してみての現在の形である。

まずは、サンシェード(ウインドシェード、マルチシェード)である。



ちょっと太陽光の関係で見にくいかもしれないが、全窓にシェードを作ってみた。
ジムニーの時は、静岡のA車の製品を買ったが、このXVもここだけ出しているが、
全窓3万弱と少々お高い。
ところが今回は、3千円くらいで作った。

1.まずは新聞紙で型紙を作る。
  ※フロントなどはデカいため1枚では足らず付け足した。

2.ダイ○ーで、180×90の薄い銀マット3枚購入
  ※厚いキャンプマットでも作れる。きっちり作れば吸盤など入らないと思う。
   しかし、厚くてかさばる。

3.型紙はきっちりでないので、少し大きめにカット。
  ※銀マット2.5枚分で作ることが出来た。余ったのは補修用に使おう。

4.フロントのルームミーラーの所は、切れ目を入れた。
  ※切れ目を白のガムテープで補強。上部は試行錯誤の結果、ダイ○ーのマジックテープを使って脱着可とした。

5.ネットで日本製の吸盤購入。最終的に40個使った。
  ※リングは、ダイ○ーで。
  ※フロントの黒のボツボツがある部分は、付かないので注意

6.吸盤取り付け穴の作成
  ※先の白のガムテープで補強して穴を空けた。鳩目リング使おうかと思ったが、うまくいかず。

少し余分にカットした分、いい感じで装着完了。
夜、室内明かりをつけてみたが、カーテンの様に透けることはない。明かりがついているのはわかる。
外が明るくても爆睡は可能であった(笑)

最近登山口などでXVを見るが、皆さん汎用品を応用して使っている様であった。
しかし、ジャストフィットのシェードは嵩張らないしいい感じである。
GP系のインプレッサスポーツでも同サイズなので使える。
信州中部の近くの方なら型取りにレンタル可。まずはメッセージを。

次は、就寝スペースである。
確かに、ワンボックスやステーションワゴンの様に広くはないが、ジムニーよりは広いので何とかなるでしょう。
荷室との段差も気になるところだ。アウトドア意識した車ならこの辺をもっと意識して設計してほしいものだ。

運転席、助手席は完璧にはフラットに倒れないので、NG。

まずは後部座席を倒す。



計ってみると、大体こんな感じである。ミリミリ計っていないので大雑把です。
ちなみに単位は、cm
幅は充分であるが、奥行きが140cmと厳しい。高さは私なら問題なし。
ちなみに私は、身長165cm
あと、段差だが6cmと気になるところだ。ハイブリッドは電池分高くなり3cm位。



後部座席ヘッドレストとセンターコンソ-ルボックスの間が、15cmと狭い。
ただ、センターコンソールの上の部分が前にスライドするので、これを利用。
助手席の後ろは、40cmちょっとのスペースがとれる。このところに荷物置けば良いが、
私の持って行く山道具などでは、いいものがない。クーラーボックスなど置いている人もいるが、
普段は、あまり使わないので邪魔である。
そこで、洗車用の足場など考えたが、最終的にキャンピングチェアーとなった。



これを、置いてみると完全には開かないが、この上に着替えなど入れたバッグ程度でいい枕になる。



あと、二人寝ることも可能。他にも外で食事したり、靴履いたりするのに使用している。
よって、小さなキャンピングテーブルも買ってしまった。これは近所のカイン○で購入。

そして段差であるが、これもネットでいいもの見つけた。
6つ折りの1m×2mのマットである。



このマットの厚みは3cmであるが、写真の様に3段重ねにしてちょうど。
高さも幅もジャストフィットだ。
現在使用している時は、大きいビニール袋に入れて防水対策をしている。
この上に、荷室の下にある工具などを覆っているフタを載せる。



そして、ここがポイントであるが、フタの前方にある堅い部分


堅い部分

これを少し前にする。後部座席とマットの間にちょうど載せる感じだ。
これで凹みがなくなる。
寝て起きるとずれる時があるので、これもマジックテープで固定する。(←これはまだ施工前)
そして、ラッゲージマットを載せて、



ほぼ完璧にフラットになる。
そして、エアマットをひく。私の場合、山で使っている140cmのものを使っている。
これでフラット部分にキッチリ。180cmのものでも、キャンピングチェアーの上に載せれば問題なし。



あとは、キャンピングチェアーの上に着替えなど入れたバッグで枕代わりにする。
そして、シェラフをひけばぐっすり眠れる。
私は165cmで真っ直ぐドンピシャ。それ以上の方は、少し斜めにすればいいだろう。



荷物を、運転席、助手席に移せば2名就寝可能である。
ほぼフラットなので頭と足を逆にしてもいいかもしれないが、まだこれは試していない。
またその辺のインプレは後ほど。

基本、山ヤなので涼しいところで車泊ですが、これから海辺での対策も考えていきたいなと。

これまでで、ご意見、ご質問などありましたら遠慮なくメッセください。
よりよい就寝環境を構築していきたいと思います。














  

北ア北部・湯俣

2014年06月02日 | 山歩き
2014年5月31日(土)~6月1日(日)

天候:両日ともピーカン

この2日間は、天候も安定しピーカン確実。
本当は、登って、滑ってをやりたいところだが、どうも心身共に疲労がたまっている。
こんな時はここ。

まだ夜も明けきらない中、出発。
七倉へは、40分くらいで着いた。早朝だからね。
車は1台もいない。


七倉山荘

山荘でご主人に今シーズンもお世話になりますとご挨拶したいところだが、
まだ明るくなったばかりだ。
叩き起こすわけにもいかないので、こっそりと出発する。
当然タクシーもいない。この時期は、たしか6時半にならないとゲートは開かない。


高瀬ダム

ロックフィルダムのつづら折れを登る。
ダムの上に着くと残雪の烏帽子岳と不動岳が姿を現す。


ダム上

しばらく行くと針ノ木岳も見えてくる。
ダムの水は、だいぶ少ない。


ダム湖末端から針ノ木方面

登山道をどうも補修工事やっているらしく、資材などがある。
登山道入って少しで名無避難小屋


名無避難小屋

道沿いには、初夏の花が咲いていた。


ツマトリソウ

一部雪も残っていたが問題なし。



湯俣が近づいてくると、独標と槍ヶ岳が見える。


独標と槍の穂先

雪もだいぶない感じである。

青嵐荘は、まだ営業前でひっそりとしている。
裏の冬季小屋は使われた形跡があった。


青嵐荘入口

誰もいるわけでもなく、また来ないだろう。
数キロ四方誰もおらず。これが自然に身を置くということであろう。
周りには熊五郎や鳥や虫達しかいない。
近いといえば燕山荘に人がいるくらいか。
テントを張って、さて何しようか?
今日は寝たければ寝て、食べたければ食べる。自然の流れに身を任せる。
まだ時間的には朝だ。
とりあえず、憤湯丘&温泉だな。


水俣川と湯俣川の合流部

水俣川の方が水量多い感じだ。しかし、雪代の割には少ないと思う。
湯俣川も流れが少し早いが水量は、夏と同じ感じである。
憤湯丘行く途中にいい源泉がある。


源泉

これは強烈熱いので触らない方がいい。この少し下流でも熱いくらいだ。
この少し下にいい感じになるところがある。ここを少し掘れば快適に入れるだろう。
少し先に行くと憤湯丘。ここに来るまでの間に足跡がいくつか残っていた。


イワカガミ

近くの土手にはイワカガミが点々と群落している。


憤湯丘

数ヶ月ぶりに憤湯丘に再開。下部の湯量が増えている様に思う。
さて、再会果たしたら温泉、温泉



ここは砂が溜まっているだけなので、手ですぐに掘れる。
半身浴出来る程度までスッパで工事。


注意:見苦しい写真なので食事中の方、裸が嫌いな方、ようさんの見苦しい姿を見たくない方はクリックしないでください(笑)

念のため間違ってクリックしても修正してあります。

浴槽工事の前に少し上流の水の流れを変える工事をした。これで水量調整し、快適温度で入れる様にする。
何カ所か工事して、のんびり湯につかる。
大自然の中の湯はほんに気持ちええ~
ここ天然温泉にしては大きめの浴槽である。

1時間も入っただろうか。テン場へ戻って早めの昼食。
その後、読書しつつお昼寝。
お昼寝後、対岸の登山道に3人組のハイカーが見えた。こんな時でも来るんだな~と見送って、
また午睡。。。次起きた時は、2人組がテント張っていた。びっくり。
しかし虫増えてきたが、刺し系の虫はいないので安心。
読書の続きして、腹減ったので飯食って、下界はまだ夕方だが、寝たくなったので寝る。
夜中に起きた時は、空は満天の星空☆☆☆
頭が冴えてきてしまったので、まだ明け方にもならないが撤収して暗い中、ヘッデンで帰ることにした。


夜明けの針ノ木方面

今日は慎太郎祭だな~などと思いながらトボトボと歩く。
しかし人はうじゃうじゃだろうな~などとボチボチ歩きながら七倉へ。
山荘に挨拶もままならない時間なので、トッとと帰ることにするか。

大好きな湯俣。意外や意外人が来たが、大好きなところには間違いない。
今シーズン何回来るかな?

その時挨拶しよう。