ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

北ア北部・針ノ木峠(2541m)

2012年11月22日 | BCスキー
2012年11月22日

天候:晴れ時々曇りのち雪

約1ヶ月振りの山行。今シーズン初すべり~

長期出張から戻り、23日から休みかと思いきや21日に仕事も一段落し、急遽休みに。
25日あたりに冬装備準備しようと思っていたが、タイヤ交換も含め大至急で準備して
針ノ木を目指すこととする。
BDのピックつきストックもすでに入手し、準備万端。
今シーズンはもう一つ前からほしいと思っていたもの購入してしまったが、まだ届かず。
また、別ページで紹介いたします。

さて、3時起きして準備状況確認した。しかし、まあ最初はいろいろあるもので
何とかは出来たのでよかったが、最初と慣れてきた頃は気をつけないと
とんでもない失敗をする。←装備の準備で
コンビに朝食をとり、一路扇沢へ。
雪解け水か何か凍っていた。タイヤ交換してきてよかった。
何だかんだで6時過ぎに出発。扇沢も昨年などに比べ雪が多い。


扇沢

始発もまだまだなので非常に静か。
ゲート横から昨日あたりのシュプールやらがあった。←実はブンリンさん?
ここからシール装着。


ゲート横の登山道入口

多少藪っぽいが支障なし。久々の雪の感触に嬉しさが込み上げる。
すぐに道路に出て除雪されているが、左右のうっすら雪を拾ってそのまま行く。


道路

登山道こっちの看板あるが、それはスルーして道路を行くと左手に堤防用工事道がある。
それを行く。橋を渡って最初の堰堤もクリア。右岸に渡りそのまま進む。


最初の堰堤


堰堤工事道路途中

段々と藪がうるさくなる。大沢小屋の下の堰堤は梯子があるが、慣れた人ならカニさんで上がっていける。
蓮華大沢に出合前は、藪濃厚となるが行けないことはない。


大沢小屋手前

蓮華大沢に出合ったら、なるべく上流で渡る。下部に行くと上がれなくなる。
対岸の尾根が来ているがその際を狙うとよい。
ここも藪濃厚である。これ行くと最終堰堤を越える。河原へドロップ。
トレースはすぐに渡っていたが、少し上流で渡り左岸へ行かず中央を行ったほうがよいかもしれない。


最終堰堤から上を見る

春と違ってきれいであるが、小デブリなどはある。


中間部

写真だとわかりにくいが、この辺は結構凹凸はある。その上のノドから上は面つるっぽい。
後ろを振り返ると、爺ヶ岳などきれいに見える。


ノド上部

上部からマヤクボ出合まできれいだ。雪質も小締り雪で滑るには良さそうだ。


マヤクボカール

カール中間部は、岩結構出ていたが、場所選べば滑られそうだ。
針ノ木の直登ルンゼもつながっている。
この辺で雲行きが怪しくなってきた。山頂へは向わず峠に向う。


峠方面


スバリ岳方面

スバリのコルの方もきれいに雪はつながっている。気持ち良さそうだ。
峠手前の上がりはやっと上がった感じで5時間であった。
久々+初BCでこれはちょいときつかったか?


峠標識と針ノ木小屋

小屋はまだ埋まっておらずであった。
お昼をとっていると、雪も降り出してきた。


北葛岳と七倉岳


赤沢岳方面

視界も悪くなってきた。急いでドロップ準備。
雪面がよく見えず、あまり攻められなかったが、初滑り。


初シュプール

なんだかよくわかりませんね~失礼しました。
たまに吹き溜まりパウダーもあり、順調に高度を下げる。
雪渓中間部は場所を選びながら滑るとよい。
ここまで順調に最終堰堤へ来た。
その後の藪にやられてここで多少時間とったが、工事用道路へ出てからは順調に扇沢へ着く。
薬師の湯で汗を流し、帰路につく。

さて、来週は立山だ~室堂テント村にいます。
気軽にお声掛けください?eiderという珍しい赤ジャケにモヒカン風毛糸の帽子かぶっています。