ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

北ア北部・風吹大池

2011年06月10日 | 山歩き
2011年6月10日(金)

天候:晴れのち曇り
メンバー:N

今日は、この時期に行ったことのなかった風吹へ。
来馬地区から上がって行ったが、途中、橋を渡る下りの途中で上部からの崩落箇所があり。
ギリギリ軽なら通れるという所があった。
その手前には軽トラなど数台が止まっていたが、タケノコか。


崩落箇所(この奥に岩クズが堆積)

私のジムニー君なら問題なしではあったが、ギリであった。
無事登山口到着しても当然車はいない。静かな山行が出来そうだ。


登山口標識

まあ、時期が時期だけにお宝がそこかしことあり、一向に歩みは進まない。
お花もきれいに咲き始めていた。


イワカガミ

標高あげて行くと、徐々に季節が戻っているのが実感出来る。
ということはこの時期は季節の進みが早いんだな~と感じる。


ミツバツツジ

細い尾根に乗っかるとしばしで硫黄臭がしてくる。
冷鉱泉が湧いているクセエ沢だ。


クセエ沢

硫黄成分が沢床を白くしている。
滝の釜など見ると入りたくなるが、冷たいため、さすがの源泉マニアも今は入らない。
夏はいけるかも。。。
ブナの林を登っていくと何回か沢を横切る。
雪渓の融けた所にミズバショウが咲いていた。


ミズバショウ

その後結構至る所で見かける。


ショウジョウバカマ

他にもいくつかあったが、春のお花オンパレードである。
さて、だいぶ上に来ると、緑も少なく初春の様相。


風吹岳の斜面

そして、雪がだいぶ出てきて、快適なザラメをキックステップを決めて行く。
雪渓が平になるとその先に風吹山荘が見えてきた。


雪渓と風吹山荘

山荘はすっかり出ていたが、周りは2~3m位の雪が残っていた。
そして、山荘の庭みたいな所にシラネアオイが咲いていた。


シラネアオイ

少し休憩し、大池へ。


山荘から大池方面

木道一部出ていたが、ほとんどは雪の下。
そして、雪がまだ残る風吹大池。
この雰囲気が堪らない。何回来てもイイネ~ 写真ではちょっと伝わらないかもだけど感動した。


風吹大池

しばし佇み、山荘へ。


大池方面から山荘

雲も厚くなってきたので、天気怪しいかなと下りにかかる。
下りは早いもので1時間ちょっと。登りほどお宝意識しなかったのが早かったかも。
途中びっくりしたのは、じいちゃん2名とばあちゃん1名のパーティーと行き会う。
よくあの崩落の道来たものだ。時間遅かったが、ちゃんと帰ってきただろうか?
あとは若干お宝ゲットして、行きつけの来馬温泉風吹荘へ。
温泉と蕎麦セット1000円を注文し、温泉へ。
ここは源泉かけ流しのチョーお気にの温泉です。
そばは、上がった頃ちょうどカッティングしており、出来たていただきました。
これまたおいしかった。
その後、ちょっとトラブル。。。
ライトつけっぱなしの私のジム君バッテリー死亡。。。
親切なご主人のお陰で事なきを得る。
これは今度お泊まりせねばです。また来ようと思う。