モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

早坂高原でキキョウ、オミナエシを見た。(2011年8月9,11日)

2021年08月18日 | 早坂高原

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)

この高原、真夏の花の極はいつなのか。
それを探るため、8月前半は9日と11日の二回、通ってみた。

2011/08/09



オミナエシの黄色がだいぶ目立つようになって来た。

オミナエシ 2011/08/11                                   2011/08/11
 



オミナエシと言えば、キキョウ。
しかし野生のものは秋田ではさっぱり見なくなった。

キキョウ 2011/08/09                                  2011/08/09
 



早坂高原では貴重なキキョウが見られる。
しかしオミナエシほど数は多くないし、花数も少ない株ばかり。

高原の貴公子クガイソウはまだ踏ん張ってる。

クガイソウ 2011/08/09



クガイソウの花アップ。成熟するとタコ足傾向が強くなる。
2011/08/09



地味な草花にも目を向けてみよう。

2011/08/09



アキカラマツ 
2011/08/09                             ノハナショウブ実とキンミズヒキ 2011/08/09
 



ゲンノショウコ 2011/08/09                         ホザキシモツケの晴れの日モード。
2011/08/09
 



ホザキシモツケはけっして地味な花ではない。綿菓子のように奇麗だ。
北海道と本州では日光戦場ヶ原に分布するが、岩手の早坂高原にあることはほとんど知られていない。
なおこの高原には、キンミズヒキやゲンノショウコが多かった。

低地でも雑草然と生えているので、わざわざ此処で取り上げなくても良さそうなものだが、
本高原の景観を担う重要な要素と思ったので、あえて掲載した。

カワラサイコ 2011/08/09



序なので、この高原のダークサイドも・・・


ヒメジョオンとアレチマツヨイグサ。2011/08/09                    山鳥の巣だろうか。2011/08/09
 



上左はともに北米からの帰化植物。人の出入りの多い遊歩道付近や道路端に多い。

鳥の巣のようなものは、たぶんキキョウを盗掘(山盗り)した痕と思われる。
キキョウはホムセンに行けば、幾らでも安く売っていると言うのに何故・・・(-_-;)

高原本来の花風景に戻る。

カセンソウの群生 2011/08/09



カセンソウの花アップ2011/08/09                            ヒヨドリバナ
2011/08/09
 


数は少ないが、森林性の種類が草原にも進出していた。
と言うよりも森林だった時代の残存なのか。どちらが正しいのか私には分からない。 

オオバギボウシ2011/08/09                                 クルマユリ
2011/08/09
 



これからの主役はやはりオミナエシ。

2011/08/09



そしてミソハギ・・・

2011/08/09



わかりにくいかもしれないが、ミソハギはオミナエシの下にビッシリ生えている。


高原入口の林で。
                                           フシグロセンノウ
 


以上。



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