モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

若葉の頃、男鹿毛無山へ。(2023年5月11日)

2023年05月29日 | 男鹿半島5月

男鹿毛無山はマイナーな低山なのに、五月中旬になると登山者が多くなる。
これは男鹿の名花としても知られるオオサクラソウが咲くからだと思う。
今年は季節のペースが早いので、五月上旬に盛りを迎えるとの予測も有ったが、
連休後半は雨に祟られてしまった。

そのため天候が落ち着くのを待って、11日に出かけてみた。

五社堂の石段の両側、樹木の緑はすっかり濃くなり、
先月までいっぱい咲いていた草花は皆終わっていた。

五社堂の石段



今回、最初に見た花はラショウモンカズラの残り花、

次いでウラシマソウ。
あまり気持ちのいい花ではないが、

秋田ではそんなに多くないので、今回はじっくり撮影させてもらった。

ラショウモンカズラ
 
                                              ウラシマソウ


五社堂を過ぎ、本格的なブナ林に入る。

ヤマツツジを除けば、林内に花は少なかった。

ブナの木



チゴユリとマイヅルソウ



ヤマツツジ



ヤマシャクヤクはまだ蕾だったが、イチヨウランは咲き出していた。

ヤマシャクヤクの蕾
 
                                            イチヨウラン


イチヨウラン



オクエゾサイシン
 
                                            ミヤマスミレ


オオサクラソウは毛無山山頂部の遊歩道沿いで咲いている。

今年は花付きがあまり良くないように感じた。

オオサクラソウ






ミヤマカタバミ



ムラサキヤシオ



植物保護のため、立ち入り禁止になっている笹薮に、ばあさん達がタケノコ採りに入っていた。
今日、私はパトロール当番ではなく、腕章もしてなかったが、

大声で注意し、藪から出てもらった。
すぐ近くに一年以下の懲役や百万円以下の罰金云々の警告文を書いた立札が有ると言うのに、
ばあさんたちは見過ごしたのか。はたまた見ても気にならなかったのか。

なおこういった注意は不用意に行うと
逆切れした相手から思わぬ反撃が無きにしもあらずなので、
相手を見て慎重に行うようにしている。

毛無山山頂部は樹林に覆われて展望は無いが、
限られた場所からだけ、海と本山が見える。

加茂青砂の港を望む。




男鹿の最高峰、本山を望む。




本山中腹にあるムラサキヤシオ群生地の花は咲き始めたばかりだった。




下山後、福寿草山にも立ち寄ってみた。そこは予想通り、シャクの海になっていた。

シャク



シャク



シャク
 

                                         オドリコソウ


ホウチャクソウ



エビネ
 

                                                                                                                                                                    ミヤマカラマツ


以上。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鳥海山麓・百宅の春コレクシ... | トップ | After The Tulip Rush.(May ... »

コメントを投稿

男鹿半島5月」カテゴリの最新記事