もっちゃんのボケ防止日記

新型コロナウイルスに感染しないよう三密を避けて鳥撮りに嵌っています。

昨日は三番瀬に行ってみた

2021年03月11日 07時47分48秒 | 日記
 東日本大震災から10年の歳月が流れた。亡くなられた方々のご冥福を祈るばかりだ。また、被災された人々の安寧を願う。原発問題は、いまだに解決されていない。そして、今の日本はコロナ禍で疲弊している。残り少なくなってきた人生を大事にしたいと思う。

 昨日は久しぶりに三番瀬に行ってきた。渋滞覚悟で出かけたが、三番瀬まで2時間近くかかってしまった。

 いつもの路上駐車を止めて、駐車場に車を止めた。ここは、1回500円で時間を気にせずに済むのがよい。

 直ぐに海辺に出ると強風だ。空は晴れているが、帽子を飛ばされそうになるほどの風だ。潮が引き、干潟が顔を出している。あちこちにCMさんの姿もある、

 始めに出会ったのはミヤコドリだ。かなりの数がいる。毎年、ミヤコドリがここで越冬している。ニンジンのような橙赤色の嘴に赤い目。何となくユーモラスな鳥だ。



 潮干狩りは中断しているようでネットが張られていない。あちこちの干潟にはハマシギの大きな群れがいる。カメラを向けていると、何かに驚いて一斉に飛び立つ。ハマシギも、ここで越冬している。



 ユリカモメもあちこちに姿がある。双眼鏡で見ていたら、ダイシャクシギの姿を発見。オオソリハシシギかと思ったが、嘴が下に湾曲しているので間違いないだろう。



 上空をカモメが飛んできた。双眼鏡で見ると頭が黒い。ユリカモメではなくズグロカモメだ。ズグロカモメと初めて出会った時は冬羽だったが、きれいに夏羽に換羽している。カメラを向けたが、飛んでいるところを撮るのは難しい。

 じっと見ていたら、海の中に降りてきた。長靴で干潟を早足で歩き、近くに行ってみた。黒い頭巾を被ったような顔。目の周りが白く、可愛らしい顔をしている。



 図鑑を見ると、カニが好物らしい。撮った画の中に、カニを咥えた画があった。ズグロカモメは飛び回ったり、海に降り立ったりを繰り返してる。何とか飛翔場面を撮ろうと頑張ってみた。



 遠くに降り立った時、大きく口を開けて何か叫んでいた。威嚇しているのかと思ったが、近くに鳥影はない。仲間を呼んでいたのだろうか…。

 久しぶりにズグロカモメと出会い、今日は実にラッキーな日となった。

 干潟を歩き、東側の突堤に行ってみた。

 いつもはCMさんがいるのに、今日は姿がない。強風にあおられながら突堤に上がるとスズガモの群れがいた。オオバンの姿もある。突堤の岸壁近くにハジロカイツブリが1羽いた。すっかり夏羽に変わり、金色の飾り羽が光っている。



 ビロードキンクロがいないかと双眼鏡で探してみた。いたいた、スズガモの群れの中で寝ている。初めて出会った時も寝ていて、起きるのをかなりの時間待ったことを思い出した。風が強く、待っていられる状態ではない。突堤の奥まで行くと、堤防にカワウとカモメの大群が休んでいた。

 干潟のある方を見ると、杭に何かが並んで止まっていた。何かと思ったらダイゼンの群れだ。まだ夏羽ではなく、地味な冬羽だ。干潟に降りているものもいた。



 突堤を戻ろうとしたら、ビロードキンクロに動きがあった。カメラを向けると羽を広げている。近くに来ないかと思っていたら、また寝てしまった。ビロードキンクロも冬鳥のはずだ。まもなく移動してしまうから、今季最後の出会いだろう。



 干潟に戻ると、ちょこちょこ動き回っている鳥影を発見。頭でっかちの千鳥だが、前頭の黒斑が見えるので夏羽に変わっているようだ。



 風が止みそうにないので、干潟を後にした。展望デッキのある建物に入り、お昼にした。日が差していないので体は冷えていない。撮った画を見ながらコーヒーを味わう。今日は思った以上の出会いがあり、大満足。

 帰りも渋滞があったが、それほどの時間もかからずに帰ってきた。