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みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

『ナイト・クローラー』観ました。

2016-09-25 16:00:00 | 洋画
2014年:アメリカ。 監督:ダン・ギルロイ。 WOWOWからの録画。
評判の良い映画なので観てみました。なかなか面白かったです。

 
金網を盗むところを警備員に見つかって....。   『雇ってほしい』 との申し出はアッサリ拒絶される。

無職のブルームは小銭稼ぎのためにフェンスの金網を盗む。
巡回してきた警備員に窃盗現場を見咎められるが、何とか逃げ切ることができた。
資材の買入れ屋に盗んだ金網を持ちこむが、足元を見られ安く買いたたかれる。
買入れ屋に「俺を雇ってくれないか」と申し出るが、「コソ泥は雇わない」と一蹴されてしまう。
仕方なく街中を何気なく走っているうちに、交通事故の現場に遭遇。
そこにはテレビカメラを担いで現場の様子を撮っている男がいた。

 
偶然交通事故現場に居合わせて。          興味本位にカメラマンに声をかけてみるブルーム。

興味半分で聞いてみると、事故の様子を撮影してTV局に持ちこみ、
買ってもらうのだとそのカメラマンは教えてくれた。
それを聞いたブルームは直ちに自分も同じことで金を稼ごうと思い付く。

 
自分もやってみようとするブルーム。        近接撮影に成功。なかなか良い稼ぎになる。

いち早く事故現場に駈けつけ、他人より一歩でも前に出て撮影、TV局に持ちこんで
高く売ることに成功。彼は次第にTV局や同業者から一目置かれる存在となる。

 
TVディレクターにとってブルームは重宝なヤツ。   良い角度で写真が撮れるように勝手に死体を移動。

TV局のディレクターにとっても、使える映像をいち早く持ちこんでくるブルームは
なかなか重宝な存在だ。
だが好調な状況が続くうちに自信を得たのか、彼は次第に図々しくなってくる。
TV局ディレクターに無理目な報酬を要求したり、現場ではより刺激的なカメラ構図のために
勝手に事故死体を動かしたりするようになる。
無報酬で雇った助手をいいようにコキ使ったり、本性がだんだんと剥き出しになってくる感じ(^^;
そしてある時、ついにブルームは途轍もなくでかいヤマに遭遇する。
このネタを巧く使えば自分はビッグになれると踏んだブルームは、違法ギリギリの
危ない賭けにでる....。
『遠い空の向こうに』のジェイク・ギレンホールが主人公ブルームを演じています。
役作りのために可なり体重を落としたという話ですが、そのせいか何かキツイ印象を受けましたね。
まあこの役柄には合っていると思いますが....。
中盤以降、映画はかなり盛上がりを見せて惹きこまれてしまいました。