昨夜は、「シェフズ・フォー・ホープ」というイベントに家族で行ってまいりました。先日のフィリピンの台風被害への募金集めを目的としたイベントで、ハワイの名高いレストランが30近くも集まり、自慢の料理を無料で振舞ってくれました。
これはタイ出身のシェフ、チャイがまとめ役となり、シェフが一団となって行うチャリティ・イベントで、今回で3回目の開催。前回は一昨年の、日本の地震の直後の5月に行われましたっけ。
内容はブッフェとは違うのですが、各レストランはブースを出し、一皿づつ提供するというシステム。それらを好きなだけいただけるという美味しいイベントで、ワイン、日本酒、ビールも自由にチョイスできるのです。
チケットは1人$100。いえいえ、決してこれは高くありませんヨ。シェフもドリンクのブースも100%持ち出しで、チケット代は丸ごと寄付金となるのですから、これはパーティ代を出すという感覚ではなく、「寄付してくれたら、素晴らしい御馳走をしますよ」とシェフ達にいわれていそいそ出かけてきた…という感覚でしょうか。今回の収益は、サルベーション・アーミーという慈善団体を通じてフィリピンに送られるとのことでした。我が家ではいずれにしろ毎年、年末にサルベーション・アーミーに寄付をしていますから、「ならば」と、このイベントに一家で出かけてきたわけです。実は私は東日本地震のイベントに仕事で行ってきていたので(役得でした)、このイベントの素晴らしさを家族にも知ってほしかったのです。
それにしても豪華なイベントでした…。アラン・ウォングスやロイズ、モリモト、12thアヴェニュー、JJビストロ、カフェ・ローファー、カカアコキッチン、マリポサ、タンゴなどなど、ハワイの人気レストランがずらり、ですから。うちの主人は、初めてこれら著名なシェフを目の前にして感激していました。名シェフ達が、ブースの後ろでせっせとお肉を焼いていたりするのですから、これはスゴイです。
しかも、それぞれの料理が豪華! いくらチャリティだとて、彼らは出し惜しみしませんよ。チップス…なんてチープな皿は皆無で、昨夜はシーフードが圧倒的に多かったですね。大きなエビを使ったものや、ポキも多かった…。シーフードヌードルやステーキも我が家では好評でした。なんだか、シェフの誇りを強く感じた夜でした。
さらに! 人気ハワイアンミュージシャンも次々登場して盛り上げてくれました。私の敬愛するロバート・カジメロさんは、男性フラダンサーを従えて登場。あとハパ、ライアテア・ヘルムも歌ってくれました~。もちろん、皆、無償でのサービスです。さすがロバートさんだ!(あ、あとハパとライアテアも)
あれだけのイベントを企画したチャイさん、MAHALOです。そしてチャイさんの誘いにはせ参じてくれ、スタッフから食材、自らの時間を無料でサービスしてくれたシェフ達も有難う。チケット代だけ考えても、昨日はかなりの寄付金が集まったはず。
やっぱりハワイは美しいです!