森出じゅんのハワイ生活

ハワイ在住のライターが、日々のあれこれをつづります。

アメリカの栄光が蘇った日

2021年01月21日 | 歴史


まだまだ肌寒かったけれど、今日はアメリカにとって素晴らしい日でした。ジョー・バイデンがついに46代目の大統領に就任しましたね!

思い返せば、4年前のこの日は悲しかったです…。あのT一家がパレードで歩く姿を見ながら、私はただただ悲しかったのでした。

大好きなバイデン大統領、すでにパリ協定やWHOへの復帰、メキシコとの国境の壁建築中止などなど、サクサク話を進めているよう。お身体に気を付けながら、頑張ってほしいです。

これは以前チラリと書きましたが、ハワイ王国でも6代目、7代目の君主は選挙で選ばれたのですね。もちろん、高位の王族間での選挙ですが、カラカウア王は一度ルナリロ王(6代目)に負け、ルナリロ王が死去してからの選挙でエマ前王妃を退け、国王になったのでした。1874年のことでした。

あ、エマ王妃というのはカメハメハ4世の未亡人です。なかなか野心的な女性だったようで、カラカウア王との一騎打ちで負けてしまいますが、善戦。その点、私は「ハワイのヒラリー・クリントン」と呼んでおります。

エマ王妃もかなりカリスマ的な人で熱狂的な支持者がおり、エマ王妃が負けたとわかった時には暴動が起きました。100人の群衆が裁判所を襲い、2階の窓から落とされた人もいたそうです。死者も出たとか。…なんだか、先日の連邦議事堂での出来事を彷彿とさせますねー。

その時に出た逮捕者については、エマ王妃が直接カラカウア王に直訴し、恩赦されたそうですが…。こうなるとエマ王妃が、トランプにも似た存在に見えてしまい…な~んていうと、いろいろな方にぶっ飛ばされそうなので、このあたりで止めておきましょう。

ともあれ、これからアメリカに平穏な毎日が戻りますように!(と、急に話をまとめまる私) バイデン大統領、おめでとうございます!

(冒頭の写真は今日6時半のホノルルの夕焼け空です)
コメント (2)
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