今日は小ネタで失礼。ハワイアン夫の日本語力について少々シェアしますね。
自慢ではありませんが、夫は日本語が全くダメなのです。ですが臆することなく間違った日本語を発するところはエライな~と、日々感じています。
3月の日本旅行から戻ったばかりの時でしたか。「おなか、パッ!」とかと言い出したのは。…私にはその意味がすぐわかりました。それは「おなかイッパイ!」の意味なのでした。
なにせ10日間の日本旅行で、行く先々?で何度も「おなかイッパイ」というフレーズを聞いた夫。そのうち意味がわかったのでしょう。そして耳で聞いたとおりに、自分も使ってみたわけです。「おなか、パッ!」と…。間違っているけれど、それでも意味は通じますよネ。夫婦間では…。
先月のハワイ島の旅の最中には、夫が「ああ~、まわしを忘れた!」と言い始めました。夫はお相撲が大好きなのですが、まわしって、何のことを言っているのでしょう。いろいろ聞くうち、夫が風呂敷のことを言っているのが判明しました。衣類を包む風呂敷を忘れたのだそうで。
「まわしって、お相撲さんの着けるふんどしのことだよ。それもただのふんどしは、まわしって言わないの。お相撲さんのものだけ!」
そう教えながら、私が爆笑していたのは言うまでもアリマセン。夫は相撲をよくTV観戦しているので、なぜか風呂敷とまわしを混同した模様。家の外での発言じゃなくてヨカッタです。
そういえば、天かすのことを「かけ、かけ」と呼んでいた時期もありましたっけ。丸亀うどんで娘に「かけは入れないのか?」と聞いた夫に、私は言いました。
「それ、揚げ玉っていうんだよ。もしくは天かすだよ。かけじゃないよ(爆笑)」
かけうどんにたくさん入っているので、夫の頭の中で天かすは「かけ」と記憶されたようでした。
…いえいえ、今日は夫の恥をさらそうというのが目的ではなくて! 私が言いたいのは、こうして失敗を恐れず外国語を口にするのは偉いナ、ということなんです~。
だって、確かにその瞬間は恥ずかしいけれど。笑われるけれど。失敗を恐れて口をつぐんでいて外国人とコミュニケーションが全くとれないよりも、ず~っとマシですよね。恥知らずの気質こそ、外国語習得の極意、と私は真剣に考えています。
恥知らず、いや失敗を恐れないこういう夫が日本で暮らしたら。さぞかし早く日本語をマスターするに違いありません。私も見習わなくっちゃ~!
(冒頭の写真はホノルルのお蕎麦屋「松玄」の天かす…ではなく天ぷらそばです。美味しいんですよ~)