サガタ先生の日記

この日記はパソコン教室パイプラインとサガタ印刷共用です・・・ご了承ください。

ちょっと前の読書

2020年05月13日 | 
出張がある時は電車の中で本を読むことが多いです。
笑えるものより考えるものやノンフィクションが好きです。
今読んでいる途中の物もありますが、読み終わった中でも印象にある3冊を・・・。



真ん中の「ダブル」。
本屋さんでどれにしようかなぁ・・・と悩んでいる時にこの本と「対岸の彼女」のどちらにするか
悩みましたが、本屋さんの店員さんのPOPで「絶対損させない!」って書いていたのでこちらを。
(のちに「対岸の彼女」も買いましたが、まだ読めていません。)
で・・・感想は・・・。
ほんまに損しませんでした~~~ 
途中で犯人の目星はたちました。けど、最後まで面白かった。
というより、今の世の中、こういう事件、結構あるかも・・・とゾッとしました。
で、あまりに面白いので、本好きの生徒さんにお貸ししたら「面白かったぁ~~!」と 
その方は作家さんを検索したらしいですが、この本自体は結構前の本らしく、この本を
出版した翌年に病気で亡くなっているらしく・・・。
でも、10年ほど前に書いたとは思えないほど今の時代にフィットしてます。
この本、ドラマにならないかなぁ・・・なってるのかなぁ??


右の「絶唱」、湊かなえさんの小説です。湊かなえさんの本は好きなのでパラパラっとめくって
面白そうだったので購入。これがこの3冊の中だと一番最初に読んだかも?
いつもの湊かなえさんの構成とは違うけど、やはりどの話もリンクしていて、思わず前のページに
戻ってみたり・・・。
これは阪神大震災に関わったお話で、どれも悲しみが前面に出ているけど、少し救いもあり・・・。
この構成の湊作品もまた読みたいなぁ・・・と思いました。


左は「つけびの村」。7年前の山口県で起きた殺人事件の犯人や、その村の背景などが書かれた
ノンフィクションの本です。
途中で読むことを断念しかけましたが何とか最後まで読み切りました。
が、最後まで救いはなく、最後まで動機が分からず・・・。
ちょうどこの本を読んでいる時に再審請求がされたりと。
この事件があった時に「平成の八つ墓村みたい」と思ったり、犯人が捕まった時に犯人のワンコが
心臓発作で亡くなったりとなんかすごく印象に残っていたので、本屋さんでこの本を見た時に
読みたいなぁ・・・と思いつつ、この時は購入せず、何度目かに購入。
動機が解明されていない部分では残念な本ですが、今でも田舎の方では「村八分」があり、
人を殺したのはもちろん一番悪いのだけど、色々噂があったりで何が正しいのか?
(犯人も精神的に崩壊しているので事実が全くわからなくなっています。)
マスコミの報道もすべてを信じてはいけない・・・など色々勉強になる本でした。



今もSNS上では色々なことが書かれています。匿名性があるので何が正しくて正しくないのか?
特に福山議員の件は捏造の可能性が高いようだし・・・。(私はどっちかわからないですが・・・)
自分が感じることを大事にすることが大切ですが、えん罪がないように気をつけないと・・・です。



今日のまる子さん・・・

今日は生徒さんが出入多かったので久々に疲れたかなぁ??
明日も頑張ろうね 

では、また明日 


コメント
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