かれこれ2ヶ月、右手中指がハレて
曲げにくくなっています。
突き指、虫刺され、関節炎、骨折、
痛風、膠原病、リウマチ、骨肉種…
ありとあらゆる病名が頭をよぎり
嫌な予感ばかり湧き上がり悶々とする毎日でした。
お盆休みを機に意を決して大学病院の外来へ行き
問診、受診、レントゲン、尿・血液
各種検査後は2週間の結果待ち。
待つ日は長く、グロ-ブのように腫れた指を
暗澹たる思いで庇いながらの日々。
病種によってはどんどん進行し、
もはや一生この手が使えなくなるのではなどと先走り
寝ても覚めても手先ばかりを気にして、なにをやっても半分上の空。
2週間後、祈る気持ちで訪れた病院での医師の診断は
とりあえずヤッカイな病気ではないとのこと。
整形外科に回され『腱鞘炎、バネ指』
手指のブシャール結節と診断されました。
主旨は「指の使いすぎによる炎症、休ませることです」と
極々簡潔明瞭。
さりげなく渡された製薬会社発行の
『ばね指とは?』の説明書には
妊娠出産、更年期の女性に多い云々の
見出し書きがあります。
どうやらホルモンの悪さらしいということも判ったのですが
ひどくなるようであれば
ステロイド注射や腱を切る手術をと勧められ
しばらく様子を見ることにしました。
字が書きづらい、包丁持ちにくい・・・
たった一本の指の不都合に
生活のあらゆるシーンで
つまづき振り回され不便を感じているこの頃。
けっしてぞんざいに扱ったり酷使したつもりもないのですが
あたえられた我が身をなんとかヤリクリしたいと思います。
病に限らず、ワカラナイ不安とワカッテシマウ不安と
人は考えずにはいられない不安の塊です。(R)