僚艇に導かれるまま、まだカーナビにもグーグルにもないトコロへ訪問。
陸路かなわぬこの施設はOpenして2ヵ月とのこと。
専用ポンツーンに係留、My sandy beach、180度海景色露天風呂
デトックスと海鮮摂取を交互にくりかえし
我が物顔ですごしながらも“お独り様”温泉にかえって恐縮気分
「誠に申し訳ない」と心中謝りつつ仲秋の海辺を忍んで参りました。
この地はそのむかし海将 九鬼嘉隆の根拠地でもあり
かの戦中には大日本帝国海軍も駐留したそうで
様々な“穴”が時代を語り伝えています。
砂風呂をはじめとした各浴には
皮膚病をはじめ多くの病気平癒
効能が謳われていて
さっそく腱鞘炎の中指をアルカリ湯に浸しマッサージ
低温サウナで汗をだらダラリ
遠赤外線パール岩盤浴で全身ジワリじわじわ髄までぽかぽか
築後間もないうい初しい木の香と
秋の日差しに照り広がる海
賑々しさもケバさもない
“喧騒から逃れラレル場所”
心落ち着く『海の湯治場』です。
総航程約65海里(120km)。
伊良湖水道、菅島水道そして帰路には中山水道を渡り三河湾伊勢湾越え。
大型タンカーに貨物船、フェリーに観光船、連絡線、釣り船など
たくさんの船と行き交う洋上で刻々と移ろう島風、島影、海の色。
碧い水面を走りながら漂よいながら、ただ黙々と舵を握り
大海と秋空に心をトキ放ってまいりました。(R)