やっと元のポンツーンに戻った。
暮れにお隣のバースへ引っ越してみえていたプレジャーボートにご挨拶。
crew(船員)の「ゆめ」ちゃんは かなりの癒し系Dog。
身長体重共に敵わないと思うけど、
初めて会ったときから大型犬特有の怖さと言うものをみじんも感じさせない。
犬年齢18歳。
高齢のため、もし海に落ちたら泳げないかも・・・と聞かされた。
思いは皆違わず、繋がれていた電気コードを抜き片付けおわると一様にエンジンを掛け出港して行く。
わが艇も焦りつつ光り物を取り外し、船上で熱々うどんをハフハフ掻きこみ、兎にも角にも海へ。
真冬の潮風とともに久しぶりに浴びるSplash。
西に傾きかけた太陽が三河湾に太く長く真っ白な光の絨毯を敷いている。
watermanの本能なのか風向きの為か
bow(船首)はその光の表面を辿り、
あまりの眩しさと降りかかる潮シャワーに悲鳴を上げる。
足元から伝わってきたギュリギュリと聴こえる海流音や
弾ける様な帆のはためきが
きょうは船体やsailの歓喜の声にも聞こえる。(R)