気温の上昇と共に、“筍”たちがにょきにょき。
我が家でも、大小取り混ぜて12本の筍を収穫。
これを一気に茹で上げるための超簡易調理。
太ももほどの大きな筍でも、拳ほどの小さな筍でも同じ様に、
頭の先を斜に切り落とします。
中にバームクーヘンの模様が見えるので、
その中心に向かって縦に真ん中辺りまで切り込みをいれ、
そこに両親指を深く入れてぐいっと開くと
「はいここまで」と言わんばかりに皮が剥けます。
根元は包丁がサクッと入る所までが可食部分。
ワラビ採りと一緒で、筋の有る所はどんなに火を通しても食べられません。
土が付いたところも、水ではなかなか落ちないので切り落とし捨てます。
できるだけ火が通り易いように割って鍋に入れ、
米の研ぎ汁か糠を適当にいれ、ひたひたの水加減で茹でること約一時間。
竹串が楽に通る様になったら火を止め、そのまま冷めるまで置きます。
採れ立てほどアクが少ないのでそのまますぐに食べますが、
エグミが残っていたら水に晒して保存。冷蔵庫内なら1~2週間持ちます。
早速お好み焼きに筍を入れてシャクシャクと春を楽しみました。
筍料理は、山椒の利いた酢味噌和えが、私は一番好きです。(R)