遅い昼ご飯を食べたらなんだか体が重い。
肩こりでもない、腰痛でもない、なんだろう…
次第に痛みは胸部に広がり不安がつのる。
座っているのも苦痛になり仕事も放棄して横になる。
持病の肋間神経痛かとも思ったけどなんだか様子が違う。
腕を挙げるのも億劫、深呼吸も難儀、背すじ・脇腹あたりの筋肉痛のような・・・
と、ふと思い当たったのは2日も前のあの出来事。
定期的に母を病院へ送迎する折、
病が進みとうとう乗り降りもおぼつかなくなってしまった母を
何の気なしに車に抱きかかえて上げ降ろししたのを思い出す。
しばし愕然。
年とともに疲れや痛みの表われるのが遅くなるとは言うものの、その顕著さに唖然。
例年、時期になれば家業で冷蔵庫を持ち上げ、
一抱えもある植木鉢も移動させ、
疲れるとは言いつつも使いこなしていた自分の体が
なんとも心許無く、我が身の脆弱加減に気がめいる。(R)