さびしさ

いつの時代もさびしかっただけなのかもね？

いつもいつも
あっちとこっちを区切るギリギリの線の上
歩いていたのかもね

騒いでいても
笑っていても
約束があっても
ひとりじゃないときも
ひとりだった

どこに向かうかわからない
何が出来るかわからない
このままでいいのか

あの子みたいになれればいいのに
羡むのも妬むのも疲れた頃

じぶんのいちばん好きだった曲が
とおの昔に流行り廃れた頃

いつもさびしいことにも
諦めがついたのかもね？

このからだのどこかに
潜めて
たまに暴れだして
いつもそれをなだめてる

ただたださびしかっただけなのかもね