【俺は好きなんだよ】第１６５回
『ガンシャイ』(2000)
原題も『GUN SHY』。『内気な銃』ってとこですかね。
『９６時間』の変奏曲として観るのもありですよ。
スタッフ。
監督：エリック・ブレイクニー
製作：サンドラ・ブロック
脚本：エリック・ブレイクニー
撮影：トム・リッチモンド
プロダクションデザイン：メイハー・アーマッド
衣装デザイン：メアリー・クレア・ハンナン
編集：パメラ・マーティン
音楽：ロルフ・ケント
出演
リーアム・ニーソン
サンドラ・ブロック
オリヴァー・プラット
ホセ・ズニーガ
リチャード・シフ
マイケル・デロレンツォ
ポール・ベン＝ヴィクター
メアリー・マコーマック
リック・ピータース
ミンディ・クリスト
ベン・ウェバー
アンディ・ラウアー
マイケル・マンテル
ミッチ・ピレッジ
ルイス・ジャンバルヴォ
マイケル・ウェザリー
フランク・ヴィンセント
テイラー・ネグロン
物語。
チャーリーは18年間おとり捜査一筋にやってきた、麻薬取締局(ＤＥＡ)の伝説の覆面捜査官。
けれども、先ごろのおとり捜査で、彼は潜入を見破られ、殺される寸前の恐怖の体験をしてしまう。
それで自信をなくしたチャーリーは引退を申し出るが認められない。
そして、次のおとり捜査のため一人ニューヨークへと送られてしまう。
再び、マフィアの巣窟へ乗り込み、死と隣り合わせの日々が始まり、彼はストレス性の腹痛で病院へ駆け込むハメに。
そこで彼は美しくてやさしい看護婦ジュディと出会う・・・。
アメリカでは一つのジャンルともいえる潜入捜査官モノ。
『ハートブルー』、『フェイク』、『ワイルドスピード』と、知られた作品がいくつもあります。
それを見ていることが前提のコメディ。
ま、『フェイク』一本見てれば、平気かな。
製作と助演をしているサンドラ・ブロックのセンスが分かる作品になっています。
『９６時間』の過去として観るのも楽しいですよ。
キャラの一致感がある作品をつなげて観るのも、映画の楽しみですもの。
（こちらは、潜入捜査官で、『９６時間』は、元諜報部員ですけどね）
『スカーフェイス』と『カリートの道』観たいにあえて繋げている感じもあるしね。
『ハートブルー』も『スピード』とつなげて観る楽しさがある作品です。
リーアム・ニーソンの深刻演技とオリバー・プラットの芸他者ぶりと、サンドラ・ブロックのコメディエンヌぶりを堪能できる一本です。
