【死ぬまでに観れるか?】第259回は、『レイザーバック』(1984)
原題も、『RAZORBACK』。
いくつか意味があります。
1、《主に米・豪で用いられる》 (背のとがった)(半)野生の豚(猪)。
2、かみそりの刃のように背がとがっていること。
3、《主に英国で用いられる》 ナガスクジラ。
上映時間: 95分
製作国: オーストラリア
スタッフ。
監督: ラッセル・マルケイ
製作: ハル・マッケルロイ
原作: ピーター・ブレナン
脚本: エヴェレット・デ・ロッシュ
撮影: ディーン・セムラー
音楽: アイヴァ・デイヴィス
出演。
グレゴリー・ハリソン
ジュディ・モリス
ビル・カー
アーキー・ホワイトリー
クリス・ヘイウッド
物語。
野生の巨大イノシシ"レイザーバック"に孫を奪われた老人は、復讐を胸に刻む。
2年後、N.Y.からカンガルーの虐殺を取材に来た女性レポーターは、缶詰工場を隠し撮りするが経営者兄弟に見つかり、レイプされかかる。
そこに、レイザーバックが現れ、兄弟は逃亡、女性は殺されてしまう。
今度は、妻の死を調べるために夫がやってくる。
オーストラリアの荒野に出現した伝説の巨大イノシシ“レイザーバック”の恐怖を描いたバイオレンス・ホラー。
ミュージック・ビデオで有名なラッセル・マルケイの劇場用作品監督第1作で、ストーリーテリングの弱さは残るが、音楽畑で鍛えた絵と音の相乗効果による演出はインパクト充分。
従来の動物パニックものとは一線を画する異色作となっている。
かなり穴はあるみたいですけど、その映像はさすがらしいですよ。
じゃ、見たいな。