“こよなく”とはどういう意味だろうか?
この世にはないほど、ということかしら?
“此世無く”って書くのかしら?
よいうわけで、さっそく、辞書を引く。
“こよなく”は、“この上ない”とか、“比べものない”という意味。
どうやら、
“こよなく”で一語で、”こよ”だけではないよう。
古語の“こよなし”の連用形が副詞化したものです。
で、古語の“こよなし”の意味。
①、他と比較して違いがはなはだしいさま。格段である。
『例文』源氏物語より。
<〔帝は藤壺に〕おのづから御心移ろひて、こよなくおぼし慰むやうになるも>
②、(前後の関係から、“すぐれている”とか“劣っている”とかの意が付加されて)格段にすぐれている。また、劣っている。
『例文』源氏物語より。
<心深きけはひはまさり給へれど、にほひやかなるけはひは、こよなしとぞ人思へる>
③、後世、連用形・連体形が文章語として“この上ない”の意に用いられた。
<こよなく愛する>
ほかにも、“越ゆなし(こゆなし)”という形容詞から来ているという説があるそう。
“越ゆ”も古語で、下二段活用の動詞。
そこから考えると、“こよなく”は、“越える事なく”という意味になるのだとか。
あら、“こゆ”はあるけど、“こよ”はないのか。
そうか、“こよ”じゃないのかぁ。
おいら、「こよ」って響きが好きなんだけどな。
こよ。
こよこよ。
こよこよ、こよこよ。
って、くすぐられる感じがしますね。
こちょこちょを越えるこよこよなし。
この世にはないほど、ということかしら?
“此世無く”って書くのかしら?
よいうわけで、さっそく、辞書を引く。
“こよなく”は、“この上ない”とか、“比べものない”という意味。
どうやら、
“こよなく”で一語で、”こよ”だけではないよう。
古語の“こよなし”の連用形が副詞化したものです。
で、古語の“こよなし”の意味。
①、他と比較して違いがはなはだしいさま。格段である。
『例文』源氏物語より。
<〔帝は藤壺に〕おのづから御心移ろひて、こよなくおぼし慰むやうになるも>
②、(前後の関係から、“すぐれている”とか“劣っている”とかの意が付加されて)格段にすぐれている。また、劣っている。
『例文』源氏物語より。
<心深きけはひはまさり給へれど、にほひやかなるけはひは、こよなしとぞ人思へる>
③、後世、連用形・連体形が文章語として“この上ない”の意に用いられた。
<こよなく愛する>
ほかにも、“越ゆなし(こゆなし)”という形容詞から来ているという説があるそう。
“越ゆ”も古語で、下二段活用の動詞。
そこから考えると、“こよなく”は、“越える事なく”という意味になるのだとか。
あら、“こゆ”はあるけど、“こよ”はないのか。
そうか、“こよ”じゃないのかぁ。
おいら、「こよ」って響きが好きなんだけどな。
こよ。
こよこよ。
こよこよ、こよこよ。
って、くすぐられる感じがしますね。
こちょこちょを越えるこよこよなし。