本日発売の村上春樹様の新作です ♪
久しぶりの新作なので、お店によっては深夜0時のカウントダウンもあったようです。
黒子のバスケ的なネーミングの高校からの仲良し5人組の一人であった主人公 多崎つくる はある日、突然他の4人からハブられます。
まったく わけ分からず、しかし あまりのショックにその理由を追求することもかなわず...
そのまま ダークな... 長い年月が過ぎ去りました...
しかし
あるきっかけにより そのおぞましい過去からの脱却を図るべく 過去への巡礼を始めるのでした...
村上春樹様本の なんか深い森の中を歩いているような...世界感はいつもどおり ♪
さらに 謎解き的なところもあって最後まで一気に読めます ♪
でも...
IQ84もそうでしたが...
なーんか
最近の村上春樹様の本の主人公って
シンクロがしにくいのです...
YAYAの年齢が主人公と乖離しているのも あるかもしれませんが...
なんか 作品の方向性が従来の作品とは微妙に変わって...
その変化への対応がYAYA的にできてないせいなのでしょうか?
よく わかりません...
あまり読んでないIQ84シリーズを読んで 考察したいと思います。
村上春樹様の初読みはデビュー作の 風の歌を聴け でした。
が
実はこれの映画化されたのが 初村上春樹様でした...
YAYA的には この本をはじめとする ひつじさんシリーズ が一番好きです ♪
年を追うごとに作品の洗練さは増して行きますが...
この頃の...なんというか抜き身の刀的なビンビンくる迫力が...
好きでした。
村上春樹様は実はランナーなんです ♪
そんなランナー生活をドキュしたのが この本です。
「もし 僕の墓碑銘なんてものがあるとして、その文句を自分で選ぶことができるなら、このように刻んでもらいたいと思う。
村上春樹 作家(そしてランナー)1949-20** 少なくとも最後まで歩かなかった。」
ニューヨーク・マラソンまでの日記的な本です。
忙しい合間に目標としたマラソン大会への練習をしたりとか...
ランナーでもあるYAYA的に すごく共感できるパートが多くてステキです ♪
また 翻訳家でもある村上春樹様は
これまたYAYAが大好きなレイモンド・チャンドラー様の作品の新翻訳もシリーズでされてます ♪
長いお別れ は
YAYA的には 一番好きなチャンドラー様本です ♪
清水 俊二様翻訳ver は読みましたが、村上春樹様のはまだですので
原作も含めて 読み比べるのが すごく楽しみです ♪