E.L.ジェイムズ/著
女子大生のアナは、親友の代わりに、巨大企業の若き創業者兼CEOのクリスチャン・グレイをインタビューすることになった。これまで恋の経験のなかったアナだが、ハンサムで謎めいたグレイに会ったとたん、強く惹かれる。彼が運命の人?グレイもアナに好意を持っているのか、彼女の行く先々に姿を見せた。ふたりは急激に近づいていくが、やがて、グレイの倒錯した秘密の顔が明らかに…。
6300万部の世界的ベストセラー三部作の第一弾!
もともとは女性に人気のトワイライト・シリーズのファン・フィクション(二次創作)だったようです。
トワイライトのベラとエドワードのソフトSM的なイメージ ♪
YAYAはトワイライトは映画版をTV等でちょっとかじった程度ですが、たしかに感じは似てますね。
すごく印象的なのが主人公アンの恋人グレイ様の美しさ、聡明さ、リッチさ、妖しさの記述の凄まじさです。
トワイライトの場合は彼氏エドワード様は吸血鬼でヒトではなかったですが、この本のグレイ様もなんかヒトの領域を超えてます。
さらに倒錯した秘密や謎の過去まであり、もう今時の女性はそこまで求めるのか...
的に驚愕します。
ストレートの男の子でも、ちょっとクラっとくるような...
女性が読んだら凄いことになるんじゃ...
的で
6300万部は伊達じゃないです!
しかし...
男の子的に興味深々なヒロインのアンについては...
なんか イラってくるんですけど...
まず
なんで神のようなグレイ様から愛されるのか的な理由がほとんど書かれていません。
ブルネットであること以外は外見的な記述も無く、性格的にも少し頭でっかちで、嫉妬深く、妄想癖もあり...
なんか面倒くさい感じが...
トワイライトの主人公イザベラもなんかあまりに普通で、女性ファンにもなんかイマイチ好かれていませんでしたが...
アンも なんか好かれていないような...
YAYA的には
グレイ様にもアンにも シンクロできないので
読んでて ちょっとストレスたまる感じ...
どちらかというと
ピンヒールで踏まれて悶絶するエドワード様的な方が...
な
読後感...