Monkey-ATAX

北米に生息する伝説の獣人 ビッグフット を追い求め、いろいろ活動しています。

豚は月夜に歌う

2010-07-11 21:53:42 | 

副書名:家畜の感情世界
著者名:ジェフリー・ムセイエフ・マッソン/著 , 村田綾子/訳
出版者:バジリコ
原書名:Pig who sang to the moon


アメリカには500万人もの肉を食べない菜食主義の方々がいるそうです。
特に若い人に多くて、25~34歳では約10%も!
しかも激増中。

菜食主義になれば、一生のうちに牛6頭、豚22頭、羊30頭、鶏800羽、七面鳥50羽、アヒル15羽、ガチョウ12羽、ウサギ7匹、魚500キロを苦しみから救うことになる...とのこと。

コアな方々は肉だけでなく、卵、牛乳、ウール、ハチミツなども断っているとか...

思うにクジラ禁猟についての欧米人の活動もこんな方々の影響も一因にあるのではないでしょうか?



この本はそんな菜食主義者の方々がなんで動物を食べないか?

理由として豚、牛、鶏、羊、アヒルがいかに豊かな感情を持つ、すばらしい生きものであることかを、いろいろな実例を挙げて紹介しています。

特に豚はイギリスの格言の 「犬は人間を尊敬し、ネコは見下すが、豚は対等に見ている。」 にあるように人間との相性もばつぐんで、場合によっては犬よりもいい友情をきずけるらしい...です。



YAYAの感想としては...
作者のいいたいことは分かるけど...
肉が食べられないなんてムリ!


しかし

ビッグフットハンターのYAYAからみても、欧米人の方々の感覚って、ちょっと理解不能のところがあります。

キリスト教のせいか、ほかの人種とは違うぜ!みたいなのがあるのか...

動物愛護や社会貢献への情熱の高さなど...

なんかいい人であることへのこだわりがとても高いような...


その繋がりってわけではないですが

たまたま同じときに借りたこの本...

 




書名   :いい人になる方法                                                     
シリーズ :新潮文庫 ホ-15-4                                                
著者名  :ニック・ホーンビィ/〔著〕 , 森田義信/訳                            
出版者  :新潮社
原書名  :How to be good

要旨(BOOK):
「いい人」を自認する医師ケイティ。
夫のデイヴィッドは怒れる毒舌コラムニスト。
ところが怪しげな超能力者の癒し手にであってから、加速度的に「いい人」と化してゆく。
子供のおもちゃを施設に寄付し、ご近所に呼びかけてホームレスに部屋を提供する―
とどまることをしらない「いい人か」...
翻弄される一家を通して現代の“善”をシニカルに問う英国No.1ベストセラー。


私の周りにはそんな人が大勢いる。
死刑を復活させたいと思ったり、アフロ・カリビアン系の人々を国に帰らせたいと思ったりするくらいに怒りを感じているくせに、このあたりで同じ郵便番号を所持している人々と同じくリベラルであるため、そんな意見を口には出さず、どこかほかのところに怒りのはけ口を求める人々。



向こうの方々も本当はムリ!と思ってるのでしょうか?