書名 :なぜ人は走るのか
副書名 :ランニングの人類史
著者名 :トル・ゴタス/著 , 楡井浩一/訳
原書名 :Running./の翻訳
要旨(BOOK):大地を駆け抜けていくための優美な躍動感と筋肉の巧みな調和。人類は走るために進化し、走ることによってさらなる進化を遂げた。長い人類史のなかで、人はさまざまな理由で走ってきた。援軍を求めるため、勝利を伝えるため、神に祈りを捧げるため、もっと速く、もっと遠くへ―それはいつしか限界への挑戦に変わり、いまやサハラ砂漠二四〇kmや南極二五〇kmの走破に挑む人々がいる。いったい人はなぜ、そうまでして走るのか。古今東西、走り続けてきた人類の記録をたどり、人間にとって「走る」ことの意味と魅力に迫る。
古代ローマから近代オリンピックまでの 「 ランニング 一つの全地球史... 」
いやぁ 人って走るのが本当に好きなんですね ♪
って 感じが全編に漂ってます ♪
とくに17~18世紀の 芸能ランニング や 賭けランニング のあたりが最高 ♪
鎧を着て走ったり、後ろ向きに走ったりとかな芸能ランニングなんて、いまの仮装ランナーの元祖 ♪
もう400年もの歴史と伝統があるのです !
伝説的な リースの空飛ぶ肉屋 17世紀最高の長距離ランナー プレストン ...ヨーロッパ中を回り、かけ金や賞金を稼ぎまくりました。
有名になり対戦相手がいなくなると、名前や風貌やや職業を次々と変えて...とにかく稼ぎまくり ♪
昔の方が今よりも走るのが楽しかったのかも
あと
題名がすごく似てて非常にややこしい、こんな本も読みました。
書名 :人はなぜ走るのか
著者名 :ベルンド・ハインリッチ/著 鈴木豊雄/訳
原書名 :Why we run./の翻訳
要旨(BOOK):41歳でシカゴ100キロマラソンに挑戦、マスターズの世界新記録で優勝した著者が、生物学者としてチータ、渡り鳥、ラクダ、カエルなど生物から学んだ「走りのノウハウ」を明らかにする。
1981年に100kmウルトラマラソンの全米チャンピオンになった著者が、他の「持久力型」の動物達を観察して、その持久力は「なぜ」 「どのようにして」発揮できるのかを見定めて、行ったトレーニングの記録です。
......
生物学的に見た人間が、どんな点で他の動物と異なっているのか、どういうふうに同じなのかを調べる過程で、人類の進化には新しい視点があるのではないかということがわかったのである。
......
最大酸素摂取量 300ml !のアンテロープ。
3昼夜続く、4500kmもの長距離飛行をするコシジロウズラシギ。
などなどの超生物たち...
まぁ
ぶっちゃけ そんなのを参考にしても...
な ところはあるのですが...
内容的にも Born to Run とかぶるところも多いのですが...
後半の全米ウルトラマラソンに向かって、研究しながら練習メニューをこなし...だんだん盛り上がってくるところはなかなかです ♪
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます