原題:Almost Adam
著者:ペトゥル・ポペスク
発行:新潮文庫
サル関係の本です。
アウストラロピテクスは有名な”ルーシーちゃん”の仲間です。
400万年くらい前にアフリカにいました。
二足歩行をするチンパンジーみたいなヒトのご先祖様です。
それが現在のケニアに生き残っていたというフィクションです。
アフリカの民族運動や考古学会のイザコザなどストーリー的には、けっこう忙しいですが、珍しい設定で楽しく読めました♪
世界のあちこちで目撃されている猿人系UMAは、このような昔の猿人の生き残りであるという説がよく言われます。
ヒマラヤで目撃される”ミィティ”は、アウストラロピテクスと似ていますし、”ビッグフット”はギガントピテクスと似ています。
魚ではシーラカンスの例もありますし、一概に否定できませんが、数百万年も同じというのはどうなんでしょうか?
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