レッド・バロン っていっても
オートバイ屋さんや鉄面党と戦う巨大ロボットのことじゃなくて...
第一次世界大戦における空中戦で前人未踏の80機撃墜を達成したエース マンフレート・フォン・リヒトホーフェン大尉 の異名です。
彼の伝記映画 RED BARON のロードショーが横浜でも始まりましたので、飛行機好きとして さっそく見てきました ♪
映画『レッド・バロン』予告編
リヒトホーフェンの伝記映画は過去にもありましたが、この作品はドイツの映画です。(ハリウッドも絡んでますが...)
仲間が死んで取り乱す様や、戦争のプロパガンダに利用され、多くの兵隊の死に繋がったことに苦悩する様など、よくある”孤高のエース”というよりは”人間リヒトホーフェン”が主軸になってて、やはり自国の英雄ということで過去の他国製映画に比べると、なんか違うような気がします。
主役もドイツ人の俳優さんですし、思い入れもあって、演技にも力が入ったのでは。
添付したトレーラーにもちょっと出てますが
なんといってもVFXを駆使した空中戦のシーンが迫力です。
ジェットや第二次大戦機のような一撃離脱戦法と違い、まさに天駆ける騎士同士の戦いのようなクルクル回る複葉機の飛行がすごい !
でも
空を飛んでるシーンがもう少し欲しかった...
もっとも見たかった二つの空シーンが両方無かった...
まぁ 作品の意図的には そのほうが良いと判断されたんでしょうが...
YAYAのリヒトホーフェンのイメージは...
愛犬だけに心を許す、孤独を愛する高貴な美青年。 (実際に貴族ですし)
今回の映画ではロマンスもありますが、実際には生涯(享年25歳)独身。
休みの日に森の中を愛犬と一人静かに散歩しているシーンが過去の映画にありましたが、そこがとても印象に残っています。
ちょっと腐女子的 ?