Monkey-ATAX

北米に生息する伝説の獣人 ビッグフット を追い求め、いろいろ活動しています。

9月の王滝

2009-09-22 06:57:59 | 一輪車
シルバーウィークなので酷い渋滞を予想してましたが、相模湖インターからの中央道はまったく問題なく、14時前には王滝着♪

11時に王滝入りした金剛さんが一等地を確保してくれていたので、近くに車を止めます。

久し振りに王滝仲間と再会し、楽しい時間を過ごしました♪

5月は雨の中の前夜祭でしたが、今回はいつになくキレイな星空の下♪
(いつになく寒くもありましたが...)



今回で10回目となる王滝出場です。

第7回目からはクリス・ホルムのビデオに触発されて、マウンテン・ユニサイクル(山用一輪車)で42kmコースに出場してましたが、下記のように3連敗...


第7回目;6月後半逆周りの新作49kmコース
  →30kmCP(チェックポイント)制限時間に20分遅れで終了
第8回目;9月正周りスタンダード42kmコース
  →27kmCP制限時間に1分遅れで終了
第9回目;5月スタンダード42kmコースの逆周り
  →27kmCP3km前で制限時間となり終了


とにかく、なんとか、どうしても1回はゴールまでたどり着きたいので、今回も一輪車。



朝起きると寒いですが、天気は良さそう♪

会場から10km離れた42kmコーススタート地点の滝越までは車で行きます。


一輪車は遅いので一番後ろに並び、7時にいよいよスタート!


滝越からダムまでの数kmは登りですが舗装路。

マウンテン・ユニといえど一輪車ではダートの登りはまともに走れません。
でも舗装路なら、けっこういいペースで登れます♪

ここで時間稼がないと後が苦しいので全力で飛ばします!



すると前方に一輪車が!

横浜のMTB屋さん”轍屋”のHPで紹介されてたクリス・ホルム製29erのYさんでした♪

アシストバーも装着した最新型のマウンテン・ユニ!

スタンダードなクリス・ホルム製24インチは試乗したことがありますが、軽量なアルミフレームで長距離用にチューンされてる29erは王滝的にはベストマッチで実にステキ♪

レース中なので挨拶だけでしたが、ちょっとでいいから乗せて欲しかったです!



三浦ダムまで来ました。
いよいよダートが始まります!





ここからは斜度がきつくなり、MTBでも押しが入るところ。

一輪車は当然押し上げとなります。

軽い20インチのトライアル車なら登れるかもですが、完璧無酸素運動+歩くより遅い...


10kg近い荷物つきのトレランとなるので、かなり苦しい...

でもフリーの無い一輪車は下りも遅い(クランク回すスピードしか走れない)のでゼィゼィいいながら押し上げます。


最初のピークを過ぎると、ちょっと下って100kmコースのCP2
約1時間経過。

ここから42kmコースのCPまで17km!

止まらず、先を急ぎます。


ここからは無限坂と呼ばれる難所。

斜度は抑え目ですが、延々と続く登り基調のコースがはるか先まで見えてて気が萎えます...


でも、ここからががんばりどころ!

天気が最高で、いつになく雄大に見える御岳山が励みになりました。



ひたすら登って

少しでも乗れて時間稼げるところは、全て乗って

補給食も走りながらとって

何十回も転んで



制限時間前にCP到着!!!

タイムは過去3回がナンだったんだろうというような制限時間30分前!

練習量を過去10回中最高の当社比2倍にした成果♪






ここまで来たら後はゴールまでCPはありません。

でも、まだ先は長い...

水を補給して出発!



また登り...

あと大きなピークが2つあります。



時間もだいぶ経過したので、後半コースがかぶる100kmの選手達が追いついてきましたので、かなり広いところ以外は追いつかれるたびに止まってコース脇にいきました。

出来るだけ邪魔にならないようにしたつもりですが、完璧ではなかったと思うので、ご迷惑かけた方々には本当に申し訳ありませんでした。



最後のピークを過ぎると後は長い7kmの下り。

マウンテンユニの最大の楽しみはダウンヒル♪


でも流石に疲れてるので、バランス力がかなり落ちてます。

でもゴールはもうすぐ♪



すると後ろから”YAYAさ~ん”とグロッチさんが!

さすがに早いです!

一輪車にしてからはずっとヒトリボッチだったので、レース中に仲間に会えるとはすごくうれしいです!



そして、とうとう念願のゴール!


10回目の王滝にして、最もうれしいゴール!

今までの日々が走馬灯のように...


ゴールで待っててくれたグロッチさんと握手!







たいへんだったけど、やっぱりマウンテンユニは最高に楽しい。

だから最高の天気のなか、最高のマウンテンコースである王滝をユニで走れたことは例えようもないくらいの喜びです。



でも疲れた...


滝越まで車とりにいかなくては...