猿の遺言 2009-04-17 19:07:26 | 猿系のいろいろ 北川歩実 著 新潮文庫 謎の失踪をしたチンパンジーの研究者 いっしょに住んでたチンパンジーだけがその秘密を知っている... といったミステリーです。 平成9年の作品なので、科学的な記述に若干の古さを感じますが、前半のチンパンジーの言語能力に関する主人公たちのやりとりは面白かったです。 でも、人間関係がドロドロしすぎのような気がします。 日本のミステリは、こういう感じが多い... ドロドロしてていいのはラーメンのスープだけ。