Monkey-ATAX

北米に生息する伝説の獣人 ビッグフット を追い求め、いろいろ活動しています。

Mt富士ヒルクライム その7

2006-06-16 06:39:28 | カラテモンキー


やれやれ終わった。

後は下るだけだ。

ゴールラインから預けた荷物の受け取り場所まで誘導される。
ここで下り用の防寒着などを受け取るのだけど、自分はスタート地点が寒かったので、預けずにサドルバックなどにいれていた。
当然ぬれているので、きても寒い。

次回は着替え用の乾燥した服一式を預けておこう。
富士山の寒さは予想以上だった。

でも荷物置き場をみると、ブルーシートの上に野ざらしで置いてある。
雨がガンガン降りかかっている。
防水性のある袋に入れておかないと、びしょびしょだろう。


ここで、時々お邪魔するHサイクルのチームの方々に会えた。
本来なら、ここでゆっくりとレースの話などで盛り上がるのだろうが、とにかく寒いので、いっしょに下山することにした。

下りは安全のために15分おきの数グループに分けて下る。
時間が決まっているので、しばし待たされる。

寒い...

なかなか下らせてくれない...

スタート時間が後のHサイクルのチームの方が登ってくるので、声援をおくるが、寒くてボーとしていて、来ても気がつかないこと再三。

まだかい...

みんなじっと耐えている。
ビデオでみた南極で嵐のなか卵を守る皇帝ペンギンの集団を思い出す。

やっと順番がくる。

下り始めるが、とてつもなく寒い。
寒さと強風と滑りやすい路面と疲れた身体で、せっかくの下りで20kちょっとしか出せない。

とろとろ下っていく。

カーブが怖い。

スピードが出せないので、永遠に下までたどり着けないような気がする。

1合ごとに看板があるが、その間がとてつもなく長い。

しばらく下ると、リタイヤした人を回収するバスとトラックが登ってくる。
乗りたかった...

あまりの寒さで自転車を降りて、押して下っている人もいた。

それでも標高が下がってくると、すこしずつ楽になってくる。
じわじわと速度も上がってくる。
でも30kちょっと。


スタートしてから約3時間後、やっと下山できた。
うどんサービスのブースに直行する。
ゼッケンについているうどん券が千切れなくて、ほんとうによかった。


あとで他の人から、バスで下山できたのだよ と教えてもらった...