2日目
3時過ぎからテン場はざわめきだす。
4時過ぎにはもう出発する人もいる。
YAYAも5時すぎに出発。
天候は少し落ち着いている。
ここから爺ヶ岳まで繋がる稜線沿いのロングトレールがいよいよ始まる。
今日の目的地は唐松岳。
稜線沿いの登山道はピークがいくつもありアップダウンが激しい。
下りのあとの上り返しは歩行でも自転車でもけっこう足にくる。
杓子岳と鑓ヶ岳の二つのピークを過ぎ、鑓温泉への分岐点を過ぎると人が急に少なくなる。
天狗屋根を過ぎ、歩き出しから4時間半して、今日の最凶ポイントである“不帰の嶮(カエラズノケン)”につく。

日本アルプス一般ルート屈指の難所
ガイドブックによると技術レベル:最上
わずか2km程度の距離に要する標準タイムは3時間半。
予想はしていたけど実物見ると、かなりヤバイ。
どうみても崖にしか見えない。
万一足を踏み外したら、マジで“不帰”になってしまう。
立ちすくんでいてもしょうがないので、恐る恐る進む。
雨でなくてよかった。
ガイドには「ここで岩場がぬれていたら引き返しましょう。」とある。
岩場を通るときは荷物を軽くするのがいい。
去年デンジャラスな槍ヶ岳の穂先に登ったときはリュックを下に置いて、小さなサブバッグだけで登った。
けど縦走の途中ではそうはいかない。
荷物が20kgを超えているのでホールドがつらい。
ちょっとしたバランスの崩れでもからだ全体がフラフラする。
途中であったのは一人だけ。
挨拶したが、極限状態の一歩手前にいるので会話がメチャクチャだった。
それでもなんとかかんとか不帰の嶮を突破できた。
後半だんだん鎖場が少なくなったので助かった。
今日のお宿の唐松小屋につく。
八方屋根からのルートで来る人で、小屋はけっこうにぎわっている。
唐松岳

ここは段々畑のようなテン場。
今日のテン泊はわずか3張りなのでとても静かだ。
ゆっくり休もう。
3時過ぎからテン場はざわめきだす。
4時過ぎにはもう出発する人もいる。
YAYAも5時すぎに出発。
天候は少し落ち着いている。
ここから爺ヶ岳まで繋がる稜線沿いのロングトレールがいよいよ始まる。
今日の目的地は唐松岳。
稜線沿いの登山道はピークがいくつもありアップダウンが激しい。
下りのあとの上り返しは歩行でも自転車でもけっこう足にくる。
杓子岳と鑓ヶ岳の二つのピークを過ぎ、鑓温泉への分岐点を過ぎると人が急に少なくなる。
天狗屋根を過ぎ、歩き出しから4時間半して、今日の最凶ポイントである“不帰の嶮(カエラズノケン)”につく。

日本アルプス一般ルート屈指の難所
ガイドブックによると技術レベル:最上
わずか2km程度の距離に要する標準タイムは3時間半。
予想はしていたけど実物見ると、かなりヤバイ。
どうみても崖にしか見えない。
万一足を踏み外したら、マジで“不帰”になってしまう。
立ちすくんでいてもしょうがないので、恐る恐る進む。
雨でなくてよかった。
ガイドには「ここで岩場がぬれていたら引き返しましょう。」とある。
岩場を通るときは荷物を軽くするのがいい。
去年デンジャラスな槍ヶ岳の穂先に登ったときはリュックを下に置いて、小さなサブバッグだけで登った。
けど縦走の途中ではそうはいかない。
荷物が20kgを超えているのでホールドがつらい。
ちょっとしたバランスの崩れでもからだ全体がフラフラする。
途中であったのは一人だけ。
挨拶したが、極限状態の一歩手前にいるので会話がメチャクチャだった。
それでもなんとかかんとか不帰の嶮を突破できた。
後半だんだん鎖場が少なくなったので助かった。
今日のお宿の唐松小屋につく。
八方屋根からのルートで来る人で、小屋はけっこうにぎわっている。
唐松岳

ここは段々畑のようなテン場。
今日のテン泊はわずか3張りなのでとても静かだ。
ゆっくり休もう。
