一期一会

日々是好日な身辺雑記

ミュンヘン市街観光

2019年09月21日 | 旅行


ミュンヘン滞在3日目となる昨日9/20(金)は、ミュンヘン市街地のマリエン広場を中心にブラリ町歩きと
カミさんがショッピングをする日と前から決めていた。
マリエン広場はホテルから歩いて15分ほどで行けるので、既に何度か行ったり来たりしている。
ヨーロッパの町の構造というのは、教会や王宮を中心に街が発展したので、後から出来た鉄道の駅は旧市街地から離れている。
ミュンヘンも中央駅付近とマリエン広場を中心とした旧市街とは雰囲気が違う。
スペイン、ポルトガルを1ヶ月かけて電車で廻った時は、ホテルを教会のある旧市街に取っていたので、
スーツケースを引いての移動が大変だった。
またトルコを1ヶ月かけて廻った時は、長距離バスを使っての移動だったので、市街地から離れたバスターミナルで降り、そこからまたローカルのバスに乗り換えるという移動法だったが、一人でのバックパック旅行だったので、リュックを背負っての移動は楽だった。

今回は私が持って来たスーツケースが到着早々に引き手のハンドルが収まらなくなり、その状態では何かと大変なので。何回かやってようやく納めた後は、取手を掴んで引いているので大変だ。
カミさんからは買っていこうかとの提案があったが、勿論、断捨離中の身でそんな提案は受け入れられない。
それでなくても我が家には5個のスーツケースがあり、捨てる事を提案しているが、受け入れられない。
4月に遊びに来た息子がドイツに出張に来た時にRIMOAのスーツケースを買ってきたと言っていたが、
10万円近いスーツケースを買う発想は私には無いが。この親子はモノマニアの血統かもしれない。
来月デュッセルドルフに出張で来るらしいが、また何か買ったの話があるだろう。
どちらにしても帰国したらこのスーツケースは捨てる。物が少ないスッキリ生活が理想だ。

昨日朝目覚めて1番にしたのは、東京マラソンの抽選結果の発表で、東京オリンピックの年に走れればというので、今年もエントリーしたが落選だった。
10年近くエントリーして、ランナー仲間3人は何回か出場しているが、とうとう私は東京マラソンは走らないままで今回のエントリーを最後にするつもりだ。



9時から始動したミュンヘン市街観光は先ずギャラリエというデパートから始まり、次に靴店でのカミさんのショッピングをマンウオッチングをしながら待つが、待ちくたびれるので、旧王宮のレジデンス見学と昼食を兼ねたマーケット見学し、その後は別行動にして15時半カンペール待合せにした。

(旧王宮のレジデンス)
バイエルン王家の居城、日本語の音声ガイドを聞きながら、2時間くらい城内を見て廻る。









(野外市場のヴィクトアーリマルクト)
3年前にウィーンでサンドイッチを食べ美味しかった(NORD SEE)があったのでここで昼食。
カミさんはここでチーズのお買い物。








(ペーター教会)
ミュンヘンで最も古い教会。



(新市庁舎のカラクリ時計)



(ビアレストラン・ホーフブロイハウス)
ミュンヘンの最大観光名所、体育館のように広く、木の長椅子に座りビールを飲む人で大賑わい。
当然、トイレも大賑わいで、ここではビールも呑まずトイレを借用しただけ。
流石にビアホールのトイレでコインを徴収していたのでは間に合わないので無料だ。





15時半に待合わせたカンペールでは、それぞれがお目当の靴をお買い上げ。
ウィーンのカンペールではスニーカーみたいだと忠告した黒い靴を、替えの靴紐は無いと女性店員に
言われたのを、男性店員に再交渉し青の靴紐をゲットし購入となった。凄い粘り腰。
カミさんが買って、私が買わないのも同じ財布からなので不公平になるので買った。
日本で¥25,900が消費税のリファンドで¥14,000くらいになる。
1つ買ったら1つ捨てるという原則に基ずづき、履いてきたナイキのスニーカーは捨てていく。



買い物の後はいったんホテルに戻り、夕食はレジデンスにあるワインレストランへ。
19時に店に入ったら満席の状態で、入り口近くで一人でワインを飲んでいた中年男性が荷物をよけ
席をあけてくれた。
この私と同じ年でアイスランドで漁師をして、今ミュンヘンに住んでいるというこの男性が、
なかなか親切で色々と教えてくれた。
店内を見渡すとあまり食事をしている人がいなくて、ドイツ語のメニューを見て困っていたら、
オススメのワインを教えてくれ、そのワインに合うピザを薦めてくれた。
サラダをカミさんが頼もうとしたら、ビネガー味のドレッシングはワインに合わないとの助言にカミさん感心しきり。
ソーセージ料理はメニューのどれかと聞くカミさんに、ピザが大きいのでそれを食べてからにしたらとのアドバイス。
ドイツはモーゼルワインが有名なのだが、酒の知識のないカミさんは、殆どの人が白ワインしか飲んでいないようだがと聞いたら、赤ワインは白ワインと比べクオリティが低いとの答えで、サラミはドイツ製よりハンガリー製だとも。







私への日本では何をしているのだとの質問に、リタイアの身だと話したら、明日から始まるビール祭りの
会場の警備員をするのだと顔写真入りの証明書を見せてくれた。

そして一昨日のマリエン広場の大勢のビールを飲む人達の大騒ぎを聞いたら、サッカーファンの騒ぎだとの説明にやはりと納得。
店に入った時は居酒屋風の雰囲気と、ワイン飲みが主体な事で、その私の店選定に不満気な様子だったカミさんも、ワインとピザの美味しさと、この男性のオープンな人柄に感心しきりだった。
帰りにホテル近くのベトナムレストランで締めのフォーを。