うろキョロ散歩

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災害時の避難所生活はどうなる?part2

2006年06月30日 | ボランティア 
先日かきました漠然とした不安を抱えていた私は、近所に住む友人たちに訴えてみましたところ、数人の友人たちの共感を呼びました。
そこで、早速地域のボランティア団体であり、私も所属している八雲住区住民会議に相談してみましたところ、そこでも多くのメンバーから共感を得まして、八雲住区の全面的なバックアップをのもと、避難所運営組織を立ち上げる事になりました。
では誰が発起人になるか?ということになり、言い出しっぺが発起人、ということになりました。まさに日本人的発想かな でもまあいいや、善い事をするのだからと思いお引き受けしたしだいです

でもすぐに行き詰りました。
住民会議のメンバーだけではとても避難所を運営できるものではありません。
大勢の協力がなければとても避難所運営はムリです

そこで、第1次避難所となる八雲小学校の校区にかかわる全ての町会に避難所運営組織に加わっていただくように要請しました。各町会の会長さんとは住民会議で顔なじみですから会議の席に参加していただくことは簡単でした。
しかし、会議の席上で避難所運営の何たるかを訴えても各町会にある防災組織と避難所運営の違いについてご理解頂くのに大変苦労しました。
避難所の運営は行政が行うものでなぜ地域住民が訓練しなければならないのか、なぜ住民会議だけで出来ないのか、それぞれの町会が実施している防災訓練とどこが違うのか、などなどのたくさんの疑問が出されました。
また、なぜ町会が加わって横断的な避難所運営組織が必要なのか、ということをご理解いただき、住区住民会議だけでこの組織は運営する事が出来ないのだということについて、私の説明不足からなかなかご理解を得るのに苦労しました

しかし、数回の会議を経て各町会長さんたちにご理解を頂く事ができ、第1次避難所運営組織「災害時対応委員会(八雲住区エリア)」を立ち上げる事が出来ました。
この組織は大災害が発生し、避難所に地域の方たちが避難して来たときに、委員会の委員で、ご自身やご家族・ご自宅などが無事であることが確認できた人たちが、第1次避難所に駆けつけて、避難所の運営に当たる事を目的にしています。

ですから、たとえ委員会の委員であっても避難者の一員となってしまう可能性もあるのです。
その際には、助けられる立場になるのですが、それでも訓練を受けていればその場でリーダーとなって迅速に活動し、立ち上げ初期の避難所運営の混乱を少しでも緩和できるだろう、という前提の元に皆さん訓練に励んでいます

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