うろキョロ散歩

楽しくお散歩をするのが唯一の趣味。
お散歩の徒然に観たこと感じたことなどなどを書き込んでいこうかな、

夜のパーシモン・ホール

2006年12月31日 | 亀の甲より年の功
昼間の見慣れた風景も、夜景となると面持ちが違うものです。
緑の芝生に囲まれたパーシモンホールも夜景となるときらびやかになります。
暗闇のなかに浮かび上がるパーシモンホールと八雲体育館。
この地下には目黒区中央図書館もあります。


このパーシモンホールが出来たお陰で都立大学商店街は生き返りました。
東京都立大学という大学校が南大沢に移転し、このホールができるまで10年以上、都立大学商店街はゴーストタウンのような街でした。
パーシモンホールの完成よりも早く300所帯が入居する都営団地が出来ましたが、ここの住民たちは地元商店街には余り恩恵を与えてくれませんでした。
以前の都立大学商店街はどちらかというと高級住宅街を背後に控えた商店街ですから、中級から高級品志向の品揃えの店が多かったのです。
新しい住民たちは高級品よりは、より安い商品を希望する人たちが大半を占めているのです。
したがって、住民の数は増えましたが商店街が彼らによって潤う事は無かったのです。
そこで必然的に商店街も様変わりし始めました。
高級品志向の店は数が少なくなり、彼らは店舗のオーナーとなり貸し店舗を経営し不動産業で生計を立てるようになりました。
そのうちにパーシモンホールが出来、商店街のテナントは飲食店やチェーン店が多くなってきました。

でも都立大学商店街は様変わりしつつも、しっかりと生き残ったのです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿