うろキョロ散歩

楽しくお散歩をするのが唯一の趣味。
お散歩の徒然に観たこと感じたことなどなどを書き込んでいこうかな、

石川光陽氏の写真

2008年03月11日 | 亀の甲より年の功
3月10日といえば東京大空襲の日です。
63年という年月がたち、戦後生まれの私達からは遠くなった記憶です。

でも、アメリカが日本の首都東京に無差別絨毯爆撃を行い、10万人もの国民を虐殺した日です。
ヒットラーのアウシュビッツ以上の非人道的なことを日本にした事を忘れてはいけないでしょう。

そして日本側の対応は現政権党の先輩諸氏がこの作戦を指揮した将軍に日本としては最高の栄誉である旭日大勲章授与しているのです。
これがために私としては現政権党を許すわけにはいきません。

大本営は悲惨なこの東京大空襲の事実を覆い隠す為に正式の記録は何一つ残していません。
戦後駐留してきたアメリカ軍もこの事実に驚いていました。


さて、この石川光陽氏ですが、昭和20年当時、警視庁所属の写真家でした。
そしてこの東京大空数直後の悲惨な都内の状況を愛機のライカに入っていた、たった1本のフィルム33枚でつぶさに写真に残していました。

この石川氏の娘さんと私の姉が小中学校で同級だったご縁で、実物の写真を拝見する機会がありました。
この写真を拝見した時の一同の感想として、これは絶対に大勢の人たちに観てもらう必要があるということになり、後日石川氏のご遺族にお願いして八雲住区センターで展示したことがありました。


3月10日9時からTBSで放送された「東京大空襲、語られなかった33枚の写真」という番組はドキュメントリータッチで本当に見応えがありました。あの放送の中で何枚かの写真が写されていましたが私の記憶にある写真に間違いありませんでした。

今現在でも世界のどこかで戦争が行われています。
そしてベトナム戦終結後は無差別大量虐殺は行はれていないのでしょうが、無差別大量虐殺で犠牲になるのはいつも老人や夫人や子供たちです。
このようなことは4度目が行われてはいけないと思います。

世界中でおきている戦争で、無差別虐殺を行わせないようにするには私達は何をすればいいのでしょうか。

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15 コメント

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新聞でも (もうヘトヘト)
2008-03-11 10:28:58
もっと報道すべきです。
アメリカじゃパールハーバーの日の新聞はすさまじいです。
アメリカに「東京大空襲」の広告を出して欲しいくらいです。
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愚か者 (おいちゃん)
2008-03-11 10:46:04
私も去年、東京大空襲をブログで取り上げました。調べれば調べるほど、戦争の理不尽さが浮き彫りになります。
人間は愚か者です。絶滅するまでいがみ合い殺し合うのでしょう。
アメリカは自由と平等の国ではありません。自由と平等の国に人種差別があるはずがありません。そのアメリカにしっぽを振っている日本は…情けなくなります。「ならぬことはならぬものです」。
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もうへとへとさん (もみじ)
2008-03-11 11:47:03
アメリカはたかだか建国200年しかないせいでしょうか、自国を褒め称えることには熱心ですが、自国の犯した罪を認めたがらないところがあります。
反面教師としての意見広告を出すのも良いでしょうが、果たしてアメリカのマスコミが取り上げてくれるでしょうか。
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おいちゃんへ (もみじ)
2008-03-11 11:51:11
自国の人種差別に目をつむり、他国の人権蹂躙を声え高に非難する国アメリカ。
それに毅然とした態度を示せず尻尾を振り続ける為政者が政権をとっている国。どっちも嫌な国です。
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子供達 (幹事)
2008-03-11 15:35:52
次の世代を担う子供達。
完全に保護された社会で「痛み」がわからないのです。
戦争を悪いことだと、他人を殴れば相手は痛いのだと、
口で教えられても実感として伝わらないんです。
戦争の悲惨な写真を見て、痛みのわからない子供達が感じるのは
ゲームの最終場面としか見えないようで。
それが最も怖いところだと。
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なるほど (もみじ)
2008-03-11 16:04:46
確かに今の子供たちは兄弟喧嘩も友人知人との殴り合いなどしないから痛みを知らないんですね。
ゲームで人を殺しあいリセットすれば生き返るとおもっている現代っ子が、この写真を見てどのように感じるでしょうか。
すえ恐ろしいことだと私は感じていますが。
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戦争の悲惨さ… (yurika)
2008-03-11 21:43:35
戦争がいかに悲惨を訴えることは大事です。
私が他の人に載せたコメントです。
何回も繰り返すことで人が気づいてくれることを願い心を動かすことも可能と考えています。

純真な子供は大人を見習い、考えも染まりやすく、戦時下で育った子供は国のために命も厭わない教育を疑わず素直に受け入れます。
戦争は、一部の権力者が、自国のプライドを掲げて起こし、一般の多くの人達が犠牲になる悲惨なケースばかり目にします。
こんな悲劇を繰り返し、他の国も巻き添えにする戦争…戦争は悪いと知ってるのに、戦争する人類は愚かです。
どれだけの生命が犠牲になってるか…
自国の人も犠牲者、もちろん相手外国人も、犠牲者です。
国の為、人殺しをして、英雄に祀られても、犠牲者
いかなる理由があっても、『戦争はよくない』と考える私です。
以前ブログのコメントに何回か書いた私の文章です。
はーとらんどさんのところでお見かけしての訪問です。失礼しました。

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Unknown (はーとらんど)
2008-03-12 05:38:36
おはようございます。
僕も戦後かなりたってからの生まれですので東京大空襲や仙台大空襲のことを知りません。
父や叔母たちから話として聞いたのみです。
こういった写真は戦争の悲惨さを如実に後世に伝えてくれると思いますので大切に保存して欲しいです。
そして二度と戦争を起こしてはいけません。
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yurikaさんへ (もみじ)
2008-03-12 12:30:54
yurikaさん、コメントありがとうございます。
私の父も一時期ニューギニア方面のジャングルに転戦したことがあったそうです。
朝11人の部下を連れて戦場に行き、夕方部隊に帰ってきたら部下が4人しかいなかった。戦争は絶対に起こしてはいけない、と常ずね言ってました。
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はーとらんどさんへ (もみじ)
2008-03-12 12:33:55
私は終戦直後の生まれです。
父からよく戦争の話を聞きました。
そして話してくれた後父は必ず言ってました。
「戦争は絶対に起こしてはいけない」と。
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