うろキョロ散歩

楽しくお散歩をするのが唯一の趣味。
お散歩の徒然に観たこと感じたことなどなどを書き込んでいこうかな、

いいとこどり

2007年11月30日 | 亀の甲より年の功
渋谷WESTさんのブログに私の言いたいことが書いてあった。
>>近所の神社の神様が何なのかを知る機会は少ない。何も知らずに祈願をしたり、おみくじを引いたりするわけだ。お寺と神社の違いもよく分からないから、初詣など特に区別することもなく祈願をする。お札やお守りなど、神社のものか寺院のものかの区別すらしにくい。結婚式で突然キリスト教の神様に誓ったりすることすらあるのだから、多くの日本人にとっての神様や仏様は自分の願いを適えてくださるものでしかないといってもよいのかもしれない。<<

日本人の一般的な性格として「いいとこどり」でないかと思う。
子供が生まれると神社にもうでて神主さんにお祓いをしてもらい、結婚式では教会の牧師さんの前で永遠の愛を誓い、死んだ時はお寺のお坊さんにあの世でのことをよろしくお願いする。
全く持って宗教の「いいとこどり」でしょう

かつて日本の歴史の中で在来の八百万の神を信仰していたところに中国から入ってきた仏教が勢力争いをした事があった。
その時に聖徳太子が神道と仏教の「いいとこどり」で丸く治めた

その後も日本人は海外の制度や教養や実用的なものを取り入れ日本流にアレンジして「いいとこどり」。
そのお陰で日本は繁栄してきました。

でも模範とするものがないと「いいとこどり」ができないので精神的退廃がひどくなってしまったのではないでしょうか。
一律主義で独創性を育てない教育と宗教的背景がない教育が今の日本人がおかしくなってしまった原因ではないだろうか。

戦前や戦中のようにの宗教の押し付けによって国民を戦争に駆立てたことは反省し絶対に認められることではないけれど、学校教育の場に宗教を持ち込むのは悪いことだろうか

私立の学校の中にはミッション系や神道系、仏教系などがありますしそれらの私立の学校の卒業生は社会的にも認められている人が大勢いるのは現実だと思いますが