うろキョロ散歩

楽しくお散歩をするのが唯一の趣味。
お散歩の徒然に観たこと感じたことなどなどを書き込んでいこうかな、

救急救命士

2006年07月26日 | 亀の甲より年の功
先日NHK教育テレビで救急救命士を取り上げていた。

大学卒業後の進路に公務員を目指し、各種の公務員試験を受けた結果、消防官になっただけで初めから消防士を目指していたわけではない人だった。
しかし、消防学校を卒業して2年間消防士をしているあいだに、人命救助の大切さに気付き救急隊に配属を志願したそうです。そして救急車で搬送勤務をしているうちに救急救命士になる決意をして半年間の専門過程を卒業して今年の4月から佐賀広域消防隊に配属されたそうです。
彼らは救急現場に着き、その場その場で患者の様態や状態を把握し、病院に搬送し、医者に引き継ぐまでは命を預けらけるのですから大変なことです。
まだ救急救命士になって数ヶ月しかならない彼は、先輩の救命士から指導を受けています。先輩は患者の様態から、患者が体のどこを見てもらいたがって救命士に訴えているのかを先ず知る事が大事である、と教えていました。専門課程で教わったマニュアルにしたがって患者を診るのではなく、患者の身になって患者の訴えをよく聞くことが大事なのだということを諭していました。

この人のように使命感に燃えた救急救命士たちの活躍があるから、多くの命が守られているのです。
現在日本には17,000人の救急救命士がいるそうですが、まだまだ足りません。