「CONTROL～犯罪心理捜査～」第7回

ようやく。。。普通の刑事ドラマになってきましたね。
まあ、事件そのものは、ドラマでも小説でもよくある普通のお話なんですが、捜査課の面々と分室が反発しながらも協力して解決するっていうところが見えてよかったです。

北村さんが「こっちは足を使って目撃証言取ってんだ」と教授に食ってかかったり、
泉谷さんが「じゃあ、教授は誰が犯人だと思うんですか？」って聞いたり。。。捜査課の面々が、教授を快く思ってないところを、描いたのは非常にわかりやすかったです。
結局、分室で事件を解決していくんだけど、でも、基本の捜査とかは、捜査課主導で行うってのも、役割分担をしっかり描けてたし。
うーん、重ねがさねですが、何でこれを1話からできなかったのか・・・残念です。

ただ、何回も言うように、捜査課のメンバーひとりずつの背景が描かれてないのが、残念だなあ。最初から描いていれば、もっと、今回のような捜査課VS分室を膨らませることができたと思うんだけどな。
ま、いまさらですけどね。

事件そのものは、ひねりがなくわかりやすかったですよね。
犯人が、誰かを貶めるために、その誰かが犯人と思わせるような細工をするとか、
「タイヤ痕が残ってた」「その神社にはよく行きます」「神社とは一言も言ってないですが」みたいな流れとか。。。
推理小説や刑事ドラマでは定番のネタですからね。。。
幼馴染の薬屋さんが犯人というのは、バレバレでしたよね。

しかし・・・・・中尾明慶くんの役名が「中尾」ですか。。。ある意味斬新。シバトラの「藤木小次郎」に匹敵ですよね。

そうそう、、、ようやく寺西が里央のことが好きだってことをちゃんと描いてきましたね。
ドラマ開始前の構成図とかで、寺西は「里央のことがすきな草食系男子」という設定だったのに、全然それがちゃんと描かれないから、もうその設定は忘れ去られたのかも・・・って思ってました。

まあ、今の状態で、そこまでを絡めたドラマにするのは無謀かもしれないですけどね。

全１１話のようなので、あと４話ですか。こんな感じで流れていってくれたらいいですね。