もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

悲しいメール

2007-07-11 10:46:35 | お仕事
昨夜、職場の前の友達からのメールで、元同僚がなくなった話を知った。
ずっと、病気を患っていたのは知ってたし、いつかはそういう話が伝わってくるだろうとは思っていたけど、やっぱりショックだった。

ちょうど4年前の今頃、一緒に働いていたときに、彼女の病気の再発が明らかになった。本人はあっけらかんと「余命半年」と言った。私達はものすごいショックを受けた。
当時一番下のお子さんはまだ小さかったし、何より勤務も大変だろうと、休養をすすめた。しかし彼女は働きたいと言った。一日家にいたらおかしくなりそう~仕事が私の居場所だと~
ただ私達の仕事は車で移動が基本。運転中に何かあったら~と、心配した。でも彼女の意思は固く、「病気だからって特別扱いしないで」と普通に勤務していた。
なので、私も普通に接することにし、さすがに外回りは他のメンバーでなるべく分担しながらも、内勤は他のメンバーと同様の仕事をすることになった。

彼女は自分の病気が誤診から発覚が遅れたことを、新聞に投書し、それが話題になり、時の人になった。そして、手記を出版した。それに対するエネルギーは凄まじいものがあり、私は正直圧倒された。よく「そんなパワーがあるんだから、病気も飛んで行くよ」と話したことを覚えている。

ただ、エネルギーが手記に向けられ、仕事中に手記を書いていることもあり、私とはよくぶつかった。彼女の病気のことを忘れて、やりあったこともある。正直、自分では特別扱いしないから、そう接したわけだが、それがよかったかは、今となってはわからない。

秋にその仕事が終了し、彼女とは会う機会がなくなった。勤務中にやりあったりしたため、何となく気まずく別れたから、プライベートでも会うことはなかった。

半年がたち、どうしただろうと、心配していたが、次の年にメールが来たりして、元気なことがわかり、ホッとした

その後も会社からの勤務予定表に毎月、彼女の名前があることを見ては、まだ仕事してるんだ~と、ホッとしていた。その間、研修で2回ほど会ったが、変わらない感じだった。
体調はいいわけはないだろう。病気が治ったわけではないのに、きちんとスーツを来て、研修で新しいことを学ぼうとする彼女の前向きな姿には頭が下がった。
死ぬ寸前まで仕事してたいの~よく言ってたなぁ。その言葉どおり、パワフルに仕事をされていたようで、だから余命半年の宣告のあと、3年以上頑張れたのだと思う。

今年の3月までは仕事をしていたのは知っている。ただ、一緒に仕事に入った人から、調子あんまりよさそうじゃないみたい~という話は聞いていた。その後、先月に仕事お休みしているみたいよ~という噂も耳にした。

そして昨日のメールである。先月になくなったそうだ。
いろいろお互い意見が合わず、ぶつかったりもしたけど、半年一緒に仕事を頑張ってきた。だから、やっぱりショックは大きい。時間がたつにつれ、ショックは深いものとなっている。

でも、彼女の前向きで負けないパワフルな人生は、見習うところばかり。私も頑張って生きていかなくてはと思った。

全力で人生を駆け抜けたあなたへ。お疲れ様でした。ゆっくり休んで下さい。

ご冥福をお祈りします。
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