先日、自宅(マンション)に、たった30分のインタビューで15,000円の商品券がもらえます、というチラシが入っていました。 バランシズムという会社が募集しているのですが、この社名は聞いたことがありませんでした。 そこで、この「バランシズム」というキーワードでインターネットでちょっと調べると、私同様にこういったチラシが入っていた、という投稿がありました。また、怪しい、電話するのは危険、もれなく15,000円もらえるなんておかしい、詐欺だ、どんなアンケートなのか内容がわからない、等の書き込みがありました。 これまで、私は不動産投資の個人相談で3万円、生命保険相談で1万円など、数々の相談・アンケートなどに応募して、これまでおそらく20万円ぐらいもらってきたこともあり、ちょっと興味半分で応募してみることにしました。 応募すると、しばらくして以下のメールが届きました。 「この度は弊社のインタビューモニター募集に 「ご対象の方」と書いてあったので、応募=アンケート実施ということでもないのですね。(後日、抽選だとわかりました。) その数日後に、SMSで、インタビューの候補日時および実施場所についてのやり取りをした結果、1週間後にLINEビデオにて実施となりました。 |
インタビューの内容
(担当者)今回のインタビューをさせていただく目的は、マンション大規模修繕についてのアンケートを直接施工業者が行うことが難しいため、バランシズムが代理でアンケートを取って、その情報を施工業者へ提供することが目的です。⇦ あとでわかりましたがこれは表向きの理由。
(私)今回、マンションに入っているチラシを見て応募したが、きっと私のように、このマンションからもそれなりの数の応募があったのではないか。
(担当者)同じマンションでは、インタビュー対象者は1名のみとしています。そのため、複数の応募があったとしても、実際にインタビューをさせていただくのは、その中の1名のみです。
(私)なるほど。だから抽選なんですね。
その後、以下のアンケートを実施:
- 家族構成、職業、年齢、居住年数
- マンションの築年数
- 管理会社はどこですか・管理会社をこれまで変更したことはありますか
- 管理人の質は良い・普通・悪いで言えばどれになりますか
- マンションにあったらよいと思うサービスは何か
- 管理組合だよりの発行頻度および伝達手段(掲示板、チラシ投函等)
- 管理費・修繕積立金の価格変更の有無、今後値上げは予定されているか
- 大規模修繕工事の実施経験の有無、何かその際に問題があったか
- 大規模修繕工事の時に理事会とは別で修繕委員会が組織されたか
- 修繕委員会の委員となったことはあったか
- 理事会の役員となったことはあったか。その時の役職は何か
という感じで、ここまでで10分ほどでした。
(担当者)アンケートのご協力をありがとうございました。商品券は日を改めて自宅に伺って手渡しをさせていただきます。
ということで、その日を決めました。
これで終わり?本当に? と思っていると、
(担当者)ところで、
(私)(来たな!!)
(担当者)大規模修繕工事は10-15年に一度ぐらいの頻度で行われるのですが、実際の施工会社は管理会社から紹介されることが多いのですが、その際に施工会社が提示する見積もりには、管理会社からの紹介料が上乗せされてしまいます。例えば、1億円の大規模修繕費用であれば、それに2~3千万円の紹介料が加わり、提示額は1.2~1.3億円となってしまいます。
そのため、住民が直接施工業者をいくつか選定し、管理会社を経由しない形で見積もりを取ってほしい。ただ、どの施工会社が良いのかはわからないと思うため、そのサポートをバランシズムが行いたいと思っています。そのためには、管理組合だよりや議事録等の情報を弊社に送付してほしい。また、大規模修繕のための修繕委員会に参加していただき、バランシズムと付き合いのある業者が適正な価格で見積もりを提示する機会を作っていただきたい。
(私)(なるほど。そういうからくりね)了解しました。後日、商品券を持参していただくまでに検討してみます。
その後、2週間ほどして担当者が自宅まで来られました。
(担当者)(前回の目的について改めて説明後)、管理組合だよりや議事録等の情報を弊社に送付、また、大規模修繕のための修繕委員会に参加していただき、バランシズムと付き合いのある業者が適正な価格で見積もりを提示する機会を作っていただけるのであれば、毎月1.5万円を謝礼としてお支払いします。
(私)実は、来年、このマンションを売却することになっていて、近く引っ越す予定なんです。そのため、申し訳ないのですが、ご協力ができないんですよね。(引っ越し自体は本当ですが、仮に引っ越しが無くても協力はできないですね。)
(担当者)そうなんですね。承知しました。
これでめでたく商品券15,000円をゲットできました。
回覧板のマンションの情報提供のみで毎月15000円いただいていて、今回半年ということで2万円に増額していただきました。
何の増額?と思って不安になってきました。
あなたがお断りした理由は何か、差し支えなければ教えていただけませんでしょうか。やっぱり怪しいのでしょうか。
おそらく途中で情報提供をやめてしまう人も多いので、今後ともお願いします、という意味で2万円に増額をされたんでしょうね。
私がお断りしたのはブログにも書いていますが、他の集合住宅に転居したためです。今回の報酬1.5万円はアンケートに答えたことに対するものですので、それをもらうことは問題ないと思いますが、引き続き、情報提供ができないのにお金をいただくことはできないですしね。
安心しました。ありがとうございました。
結果、修繕工事費が削減できて、良い修繕が行われるならば、問題はなさそうですね。結局は管理組合の理事がしっかりと判断できていれば問題は無いですが。
この工事業者の質が問われるでしょう。
内容が分からないアンケートと言ってチラシを配るのが、あまり良くないと思いますが。
当初はこのサービスが信用に足るものだと思ったので応募しましたが打ち切るべきでしょうか。
本当に何もわからないまま話を聞いて信用したので今更怖くなってきています。
アドバイスをいただけますと幸いです…。
まず、「アンケートを取って、その情報を施工業者へ提供することが目的です」が表向きの理由としたのは、住んでいるマンションの情報(特に大規模修繕に関する情報)を今後長期にわたって得ること、そしてできれば大規模修繕時にはバランシズムとつながりのある建設業者を選定業者の1社として加えてほしい、ということが本当の目的だということです。アンケートで得られる情報は大したものではなく、単なるきっかけづくりに過ぎない、ということなんですね。
さて、情報提供を打ち切るべきかどうかというのは、2つポイントがあると思います。そもそも、マンションの情報を外部に提供していいのかという問題。そして、当初の約束した報酬がない状態で、提供していいのか、という問題。
もし、私が区分住民Aさんだったら、もし前者の問題に対してNOであれば、謝礼がなくなったため情報提供をやめます、と言います。もし、YESであれば、報酬が支払われなくなったけれどどうなっているんですか、とバランシズムに問い合わせます。その結果、これまで報酬を十分に支払ってきたので今後はなくても情報提供をお願いしたい、と言ってきたら、当初と話が違うので、報酬がないのであれば情報提供はやめます、とお断りすると思います。
総会議事録を送れと言われましたが他の人からもらっているのであれば不要だと思いますと伝えて断りましたので。
なので管理人様以外にも議事録提出してる方がいるのではないかと思います。
インタビューまでで、切ることができるようにお見受けしましたので、とりあえず応募してみます。
管理会社の言いなりで紹介された会社に発注するのもいかがなものかと思い情報ソースとして利用で価値があってお小遣いが入るなら悪くないと思っています。