熊本県相良村の太陽光発電を始めてから半年が過ぎました。改めて不動産投資を含む他の投資と比べても、太陽光発電は収益性やリスクの面で十分に満足できる投資だと感じています。
そこで、もう少し増やそうかと思って、2014年の3月くらいから売電単価40円(税抜)物件を探し始めたところ、1年前とは状況がかなり変わっていることに驚きました。
- 分譲タイプの太陽光発電システム販売業者が20以上もある!(以前は探しても3-4か所くらいだったような)
- 40円物件はほとんどない!大抵は36円物件。
見ると、40円物件は、出たら即完売!という状況のようですね。ますます買いたくなってしまいました。(笑
そこで、20以上もある販売業者のWebサイトを確認し、場合によってはメールで状況を確認したりすることで、ようやくまだ40円物件を扱っている業者を見つけました。
1件目・・・確認すると、すでにWebには販売とあるもののすでに2-3日前に売り切れてしまったとのこと!
2件目・・・確認すると、土地込で2700万円ぐらいするとのことで、これも収益性が悪化してしまうため、見送り。
3件目・・・確認すると、一括支払いが必要で、資金が用意できた時点で申込受付という回答。それは厳しいので見送り。
4件目・・・確認すると、ようやく満足できる金額だったため、即購入を決意。前金が必要とのことだったので、自己資金をかき集め、押えました。場所は、山梨県北杜市という日射量が全国トップレベルであり、しかもメンテナンスは、よくある草むしりやパネル洗浄、モニターでの発電量確認というレベルではなく、電気測定による性能確認・安全確認などによる発電量低下の未然防止もしてくれる、というもの。発電量が減少してからの対応では手遅れだと考えていたので、これはいいですね。
これから、日本政策金融公庫に融資の申請をする予定です。
4件目の業者(以下、T社)では、分譲タイプと借地タイプを扱っていて、どちらもまだ40円タイプでした。
ただ、T社は稀なケースで、おそらくもう40円物件を購入するのは、絶望的な気がしますね。
私はもうこれ以上購入する気はないのですが、もし36円物件もよいのでどうしても太陽光発電を購入したい、という人には山梨県北杜市をお勧めします。収益性の観点からは、ここであれば36円物件でもよいのではと思いました。
というのも、T社から発電実績表を見せてもらいましたが、驚きの数字でした。なんと、年間発電量は8万kWhにも達します!
売電収入で言えば、336万円(42円の場合)です。月ごとのデータで見ると、毎月23~35万円でした。
私の熊本県相良村の発電所と比較してみます。
11/12-2/9 の間の売電収入は、T社(北杜市)86万円でしたが、私(相良村)46万円でした。その差40万円。倍近い差です。
パネルの枚数はT社のほうが1割ほど多いということを考慮に入れても、地域によってこんなにも差があるなんて愕然としました。
NEDOの日射量データでは1割ほど北杜市のほうが多いですが、倍近い差を説明できません。考えられる理由としては、例年よりも晴天の日が多かったといった理由ぐらいしか思い当たりませんが、実際にそうなのかは未確認です。ただ、事実としてそれほどの開きがあった、ということです。(このような結果となった詳しい理由については業者に確認しています。)
常にこれほどの開きが生じるとは考えにくいのですが、NEDOの日射量データでは相良村 3.8 なのに対して、北杜市は 4.3 です。この差程度に売電収入の差が今後平均的に生じると考えると、相良村での40円物件と、北杜市での36円物件での売電収入という点ではほぼ同等と言えそうです。
つまり、通常の太陽光発電システム価格(50kWなら2000万円、55kWなら2200万円)かつ北杜市であれば売電単価36円でも購入はアリかと思います。
もちろん、価格がもっと安いのであれば、他の地域でも可能だと思いますが・・・
お返事ありがとうございました!
こちらこそ、好奇心から図々しいお願いで恐縮です。
天候に恵まれ、良い発電パフォーマンスとなると嬉しいですね(^^
良い初年度を迎えられることをお祈りしています!
それ以外の一般的な疑問があればできる限り一緒に考えていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。
地域によってこんなに違いが出るとは知りませんでした!
貴重な情報有難うございます。
太陽光はまだ始まったばかりということもあり、不具合等について書かれている投資家の方は余りいらっしゃらないようですのでとても勉強になります。
もし差し支えなければ、T社の名前を教えて頂けませんでしょうか?
これからもブログ記事を楽しみにしております!