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「ダ・ヴインチとメカニズム」展開催 11月26日まで 日本工業大学工業技術博物館

2011年11月08日 17時15分15秒 | 宮代ニュース

レオナルド・ダ・ヴィンチの技術者・開発者という側面にスポットを当てた特別展「ダ・ヴインチとメカニズム」展が日本工業大学工業技術博物館で始まった。入場無料。11月26日まで。

 

「中世に創られた技術が最先端機械技術の礎を築いた」と題されたこの特別展では、栃木市が所蔵するレオナルド・ダ・ヴィンチの手稿に基づいて製作された模型33点などが展示されている。

展示の大型模型は次のとおり。

●旋盤●水力のこぎり●旋回橋●カム運動変換装置●カム装置●遊星歯車●傾斜機●運動の変換●流速計●風力計●自走車●やすり目立て機●自動演奏できる太鼓●間歇(かんけつ)運動装置●外輪船●三段式速射砲●戦車●攻城用はしご●永久機関●自動回転肉焼き機●水汲み機●なわない機●はばたき飛行機●らせん揚水機●印刷機●複式紡績機●ワイヤー試験機●回転式距離計●計算機の原理●複ネジ・ジャッキ●ジャッキ●ギア式プーリー●組み合わせ滑車


(こうした図等を基に作られた模型が展示されている。館内は写真撮影不可のため模型の写真は掲載できません)

 

いずれの模型も興味深く見ることが出来、大人から子どもまでレオナルド・ダ・ヴィンチの技術者・開発者としての側面からの物事に対する目を感じることが出来る。

日本工業大学工業技術博物館では、今回の特別展の意図を「レオナルドの素描画とそれから造られた大型模型を、機械工学的視点より分類・観察・調査した結果を展示公開することにより、機械技術の原点を研鎮し、技術の創意を計ることを目的としました。さらに、これらのスケッチや大型模型を観察して、約500年前の技術者の感性に触れて頂き、技術や工学への関心と理解を深めていただければ」としている。

特別展と関連して、日本工業大学工業技術博物館では特別講演会の開催も予定している。演題は「ダ・ヴインチとルネサンス」。講師は印刷博物館館長の樺山紘一 氏。
11月16日(水)午後4:40から日本工業大学 学友会館 ホールで開催される。

日本工業大学工業技術博物館の概要は次のとおり
■ 開館時間 / 午前 9時30分 ~ 午後 4時30分(入館は午後4時まで)
■ 休 館 日 / 日曜・祝日、8月中旬~下旬、年末年始
  ※展示の都合により臨時休館することがあります。
■ 入 場 料 / 無料
■ おねがい /小中学生は責任者ご同伴のうえご来館ください。
■ 問合せ先 / 〒345-8501 埼玉県南埼玉郡宮代町学園台4-1 日本工業大学内
工業技術博物館 TEL (0480) 33-7545 ・ FAX (0480) 33-7570