上棟式など多彩なイベントに多くの人 第２２回みやしろ産業祭

第２２回みやしろ産業祭は６日、商工会駐車場で行なわれ、あいにくの空模様にも関らず、多彩なイベントに多くの人が訪れた。

特に、最近ではあまり見られなくなった上棟式を模したミニ上棟式が行なわれ、盛大に散餅銭の儀（餅や銭、お菓子などを撒く）が繰り広げられたことから、散餅銭を手にしようと賑わいとなった。

また、この日は農産物の品評会も行なわれ、出品作物が即売されたほか

優秀な農産物の生産者に宮代町長等から表彰状が贈られた。

６日の宮代町地域は、時折雨がぱらつくどんよりとした曇り空。

あいにくの空模様だったが、午前中から多くの人が会場に訪れた。

宮代町のヒーロー軍団・ハナレンジャーも姿を見せ、様々なイベントを御手伝い。

日本工業大学からは大学祭が行なわれているということもあって、多くの参加はなかったが、それでも、ゴム銃同好会や

学生フォーミュラチームがブースを設置するなど、宮代町との連携を積極的に進めていこうとの姿勢が強く感じられた。

会場では、みやしろ餃子の歌を披露する餃子バンドの演奏会やビンゴゲーム等多彩なイベントが行なわれた。

途中、雨がぱらつくこともあったが、宮代町の活性化は商工業からと賑わいの産業祭となった。

建築家の卵たちをたたえる 第２５回日本工業大学建築設計競技入賞者を表彰

日本工業大学は６日、同大学百年記念館（ＬＣセンター）で「第２５回日本工業大学建築設計競技表彰式」を行い、一　等の落合鷹人（神戸市立科学技術高校 ）君らに賞状及び賞品を授与した。

日本工業大学建築設計競技は、全国の高校生を対象に、建築設計の腕試しの場として、1987年から実施しているもので、今年で25回目となる。

今回のテーマは『五感に響く「いえ」』。このテーマからイメージされる「いえ」を提案してもらうもので、８月３１日を提出期限として全国の高校生からの応募を行なった。

この結果、６９校から２１２点の応募が寄せられた。日本工業大学の先生に加えて若松均氏（建築家・株式会社 若松均建築設計事務所 主宰）を審査委員に迎えて審査を行なった。

審査の結果、一等には落合鷹人（神戸市立科学技術高校）君の「水を通して自然と繋る建築」が

二等には中谷鴻・宮川和也（北海道札幌工業高校 ）両君の「落ち葉の集まる家」が

三等には鈴江佑弥（兵庫県立兵庫工業高校）君の「漂遊庵-自然と共に五感に響く-」が選ばれた。

審査員賞(若松均) には野迫恒介（静岡県立浜松工業高校）君

審査員賞(小川次郎)には西條夏美（新潟県立上越総合技術高校）さん

審査員賞(勝木祐仁)には神木拓磨（兵庫県立神戸工業高校）君の作品が選ばれた。

６日は、受賞者らが日本工業大学宮代キャンパスの百年記念館（ＬＣセンター）に招かれ、柳澤学長から賞状及び賞品が贈られた。

柳澤学長は「このＬＣセンターをはじめ日本工業大学の多くの建設物は学内の英知で設計されたものである。現在、旧図書館を解体し、ここにくつろぎのあるそして各種イベントに利用できるような広場を設置する予定だが、学生からアイデアを募集しようと思っている。本学に入学してそうしたかかわりを期待したい。少なくとも今回の受賞がこれからの諸君の方向を決めるモチベーションとなっていただければ非常にうれしい」とあいさつした。

今回の入賞作品は、ＬＣセンターに展示されており、

表彰式前、柳澤学長も各作品を丁寧にみて回った。

なお、上記入賞者以外の入賞者は次のとおり

佳作 国立呉工業高専 吉川直輝
佳作 兵庫県立兵庫工業高校 松原佑弥
佳作 三重県立四日市工業高校 吉岡宏晃
佳作 埼玉県立春日部工業高校 荒井朋子
佳作 青森県立青森工業高校 八木澤桐子
佳作 神戸市立科学技術高校 上田恭平
佳作 静岡県立科学技術高校 江口海斗

奨励賞 栃木県立宇都宮工業高校 阿部あゆみ
奨励賞 新潟県立上越総合技術高校 石井あゆみ
奨励賞 愛知県立碧南工業高校 磯貝卓磨
奨励賞 国立徳山工業高専 延命直人・山中隆寛・村上智哉
奨励賞 国立東京工業大学附属科学技術高校 亀崎玲奈
奨励賞 日本工業大学駒場高校 君島啓太
奨励賞 山梨県立甲府工業高校 小林奈々

奨励賞 神戸市立科学技術高校 迫田華菜
奨励賞 富山県立富山工業高校 島崎彩圭
奨励賞 東京都立蔵前工業高校 田沢安佳理
奨励賞 青森県立むつ工業高校 浜谷莉紗・広瀬由実・伊勢田由樹・罍寧々・西山駿介
奨励賞 国立徳山工業高専 三浦夕那・宮田亮・上崎皓貴
奨励賞 静岡県立科学技術高校 森井雄一郎
奨励賞 高知県立宿毛工業学校 柳谷翔

奨励学校賞 宮城県白石工業高校
奨励学校賞 福島県立勿来工業高校
奨励学校賞 新潟県立新発田南高校
奨励学校賞 静岡県立浜松工業高校