宮原教育の窓

有田市立宮原小学校(和歌山県)の公式ブログです。

枚方市立平野小学校の先生をお迎えして (^_^)

2017年03月02日 | ブログ

校長先生を含め、3名の方が視察に見えられました。

希望は、3年生と6年生の授業参観

今日は、6年生の授業と5年生の自習をご紹介します。

今回6年生では、桜組と鳩組のメンバーを半分ずつ入れ替え、合同算数としています。

卒業を控え、学年として卒業練習をしたり、行事を行ったりしています。

その学年としての「つながりとおり合い」の力を、授業においても発揮し、さらに絆を強めるためです。

各班のメンバーと座席は、両クラスの算数リーダー達が相談して決めました。
(下の座席表で児童名を書いていたところは修正)

桜組の教室

先生と学習係で授業を進めます。

6桜板書から

確認テストについての先生からのメッセージ

先生の言葉数を減らすため、板書で伝えます。

6鳩板書から

 

メンバーや座席は変わっても、算数授業の進め方は両クラスほぼ同じなので、戸惑うことはありません。

 

各班のめあてが出そろい、注目している場面

子どもが先生に何やら声をかけています。

 

確認テスト内容の予告を知らせるのを忘れていました。

それを知りたいという必然性があっての行動

主体的な学びとしてすばらしい気付きです。

先生は、速やかに提示しました。

それを隣のクラスにも伝えました。(気付いていませんでした

5年生は「初めのテスト」実施中

 

5年生の学習内容は、単元末テストに向けての習熟

だから、初めのテストをして、既習内容のうち、どの内容が弱いか知るのです。

そこから、本時の重点学習内容を決めます。

 

自習クラスの先生からのメッセージ

6年生

メンバーが変わっても、いつもと変わらない学び合い

 

 

 

5年生は初めのテストが終わりました。

 

答え合わせ中

 

板書にあるめあては、事前のリーダー会で決めたそうです。

初めのテストの結果分析により、「変わり方」に重点を置き、自習を進めることになったとのこと

 

本校5年生の算数マスコット「のもとさん」と「みいしくん」

5年生も学び合いが始まりました。

 

 

真剣な表情、いいですね

間違いポイントをみんなに知らせるために板書中

 

自習の進め方がおかしいときは、担任の先生が助言に入ります。

再び6年生

 

 

 

6年生も間違いポイント板書中

 

全員が100点を取るための大事なアドバイス

 

そのころ、5鳩では、リーダー会が

リーダー会では、主に確認テストの時刻修正が多いのですが、今回は内容チェックにまで協議内容がレベルアップしていました。

時計を見て、確認テストの時間確保のため、もう時刻修正は無理と判断

そこで、リーダーどうしが、まちがえやすいポイントを確認し合い、班に戻ってチェックしようということになりました。

5桜では、間違いポイントをどんどん板書

それをもとに、学習係が授業を展開

先生でなくても、真剣に聞く子どもたち

 

前傾姿勢で聞く子も

 

6桜では

確認テスト直前のチェックタイム(1分間)

 

一人で確認したり、班のメンバーと確認し合ったり

 

5・6年、4学級とも掲示している単元メニューと確認テストの班ごとの結果

 

同じような内容でも、各クラスそれぞれの工夫があり、個性が出ています

 

確認テストの最後に書いていたクラスのつながりを意識した言葉

つまり「全員が100点を取って、学級通信『かがやけ5鳩』に載せたい」ということ

 

6桜

確認テスト前の先生のアドバイス

確認テスト直後

 

いつものように、すばやく互いにチェック

 

それは5年生でも同じ

 

 

 

班の確認テストを並べてチェック

その結果「ヤッター、合ってるかも

この最後の場面に、子どもたちの本気度が見られます。

がんばったからこそ、結果が気になる

班全員が、クラス全員が100点であってほしい

参観してくださった平野小学校の先生方が
「45分間ずっと集中してる宮原小学校の子どもたちがすごい」
「子どもたちのつながりがすばらしい」
「参観させていただいて本当によかった」
と言ってくださいました。

大変うれしい言葉です。

ご参観、本当にありがとうございました