今朝の朝集は「草引き朝集」です。
本来なら、夏休み中に6年生と育友会(保護者・職員)で「環境整備作業」を行い、きれいな状態で2学期を気持ちよくスタートする予定でしたが…
コロナ&長雨のせいで中止となり、運動場は「雑草天国」の状態でした。
セントアンドリュースのラフほど、のびのびと育った雑草(たとえがマニアックでスミマセン)
遊具の周りも一面、グリーン・カーペットが敷き詰められています。
本校自慢の「えいようまんたん畑」は、肥料が効いて土が肥えているせいで、草の伸び方も桁違いです。
これは天が与えてくれたチャンス
『自分たちの学校を、自分たちの手できれいにしよう大作戦』の実践です。
8:10 全校児童+職員が一斉に作業開始
学年単位で大まかにエリアを決め、それぞれが草引きに励みます。
長雨のおかげで、普段よりは草は引き抜きやすいようでした。
運動場の南側は中学年の担当区域です。
見ていても腰が痛くなりそうな体勢。それでも頑張って作業を続けています。
こちらは手前から段取りよく作業を進めています。
「なかなか抜けない手強い草は先生にお任せを」
運動場北側の花壇の周辺は低学年が担当です。
花壇に生えた雑草も力を合わせて抜ききろう
男子は先生が刈ってくれた大物を運びます。
運動場北側の防球ネットは草が絡みついていて作業は難航
改めて見てみると、こんなに草が生えてるのにビックリ
1年生もせっせと作業に励んでいます。
みんな15分間、すごい集中力を発揮して頑張ってくれました。
先生が押している一輪車はあっという間に山盛りになりました
ほんの15分では到底片付きません。雑草軍を打ち破るまで、みんなで頑張るぞ
今回の「草引き朝集」を通して、改めて体験的な活動からの学びの有効性と大切さを実感しました。
子どもたちの頑張る姿や協力しあう姿、進んで仕事を引き受けてくれる姿がたくさん見られました。
また、「こんな所に気が付くようになって欲しいなぁ…」といった点もいくつか見えてきて、子どもたちの指導に活かせる気付きがありました。
本来の「環境整備」以外にも大切な目当てが発見できた15分でした。 …to be continued
P.S.
環境整備作業が中止になった翌日、ある保護者の方が校長室に来てくれました。
「中止になって先生方だけでは大変でしょうから、何か手伝えることはないですか?」とのお申し出をいただきました。その言葉に、ただただ感動しました
そこまで「学校のために…」と考えてくださる方がいるなんて…。
実はその方は、夏休み中に職員駐車場や校舎の裏側に除草剤を散布してくれていたそうです。本当に頭が下がる思いです。
心からの感謝と敬意を込めて、「ありがとうございました。」