9月28日(火)、今年度3回目の避難訓練を実施しました。
地震、火災、津波と設定を変え、毎回時間帯も変えて実施し、どんな状況にも対応できる率先避難者の育成を目指して訓練しています。
今回は昼の全校清掃の時間帯にプレート型地震が発生するいう設定です。
全校児童がそれぞれの担当区域で清掃活動をしていた13:30、突然緊急地震速報が流れました。
その時、校内各所では・・・
先生がいない場所でも、全員がしっかりシェイクアウト訓練の姿勢で動かずに放送の指示を聴けていました。
揺れが収まると直ちに避難行動に移ります。
音楽室では日頃は使わない非常階段から運動場に向かいます。
それぞれ、自分の清掃区域から最も近い出口から運動場に向かいます。
運動場に出たら、避難時の集合場所(鉄棒前)まで駆け足で急ぎます。
そして、集合場所に着いたら・・・
それぞれが自分で学級の場所に整列を始めます。
1年生は先生が指示して整列させています。
全員の避難確認され、整列が完了するまで今回は3分03秒かかりました。
これは前回と比べると20秒ほど遅いタイムでした。
ただタイムを縮めるためにスピードを上げるのは避難訓練としては適切ではありません。
それよりも、無駄な時間のロスをなくさなければなりません。
今回は前回までとは違い、それぞれが校内各所に分かれて清掃活動中でした。
だから、学級全員で先生の指示に従って行動できた前回よりも難しかったのは当然です。
にもかかわらず、シェイクアウトから避難行動に移り、集合場所までの移動は本当にスムーズでした。
大きなロスタイムの原因は、運動場に集まってからの私語が多く、整列が遅れたことです。
訓練後の振り返りでも、正直に自分たちの行動を分析できていました。
実際に災害に直面したとき、恐怖や不安に耐えて静寂を保ち、指示をしっかり聴いて速やかに行動することが大切です。
訓練の時にこそ、緊張感をもって真剣に取り組み、正しい避難行動を習慣化しておきましょう