宮原教育の窓

有田市立宮原小学校(和歌山県)の公式ブログです。

プログラミング学習で小中連携事業 (^_^)

2019年02月18日 | ブログ

ちょっと難しい話ですが…

以下、文科省による説明から(抜粋)

小・中・高等学校を通じてプログラミング教育を充実することとし、2020年度から小学校においてもプログラミング教育を導入することとなりました。

2020年度(平成32年度)から実施される新小学校学習指導要領においては、各教科等の特質に応じて、児童がプログラミングを体験しながらコンピュータに意図した処理を行わせるために必要な論理的思考力を身に付けるための学習活動を計画的に実施することとしました(小学校プログラミング教育の必修化)。

プログラミング教育とは、子供たちに、コンピュータに意図した処理を行うよう指示することができるということを体験させながら、将来どのような職業に就くとしても、時代を超えて普遍的に求められる力としての「プログラミング的思考」などを育むことであり・・・

「プログラミング的思考」とは、物事には手順があり、手順を踏むと、物事をうまく解決できるといった、論理的に考えていく力のこと。(AERA dot.)

時代の流れを感じますね

中学2年生が、あらかじめ学習していた内容を小学5・6年生に教える形で進みました

今日は、6年生のクラスの様子をお届けします

最初は、互いに硬い感じで始まりましたが、課題が明確なのですぐに動き出しました

以下、6年生のふり返りから、様子をご紹介します

「さすが!中学生だなと思います。」

「難しかったです。それを分かっている中学生はすごいと思いました!!」

「語い力が必要だと感じました。中学生は分かりやすく教えてくれました。みんなで協力してできたからよかったです。」

「とても難しかったです。こんなふうにしてプログラミングするということが分かりました。難しいけど楽しかったので、またやりたいと思いました。今のコンピューターはこのようになっているのだということも、このプログラミング体験を通して少しだけ分かりました。中学生には、優しく教えてもらったので何となく理解できました。おかげで、中学校でもプログラミングを何とかできそうです。こんな難しいことを分かりやすく教えてくれる中学生の人がすごいと思いました。私もそうなりたいと思いました。」

「中学生はスラスラできていたのですごかったです。覚えていてすごかったです。ゆっくりと言ってくれたのですごく分かりやすかったです。」

「いろいろな操作があって難しかった。やってみて、レベルが全然違うと思った。だから、中学生は全部覚えていてすごいなと思いました。」

「数字を決めるときにどんな数字で光るか、あまり分からなかったけど、中学生の人から聞いて分かりました。設定の仕方を分かりやすく教えてくれたのでよかったです。」

「中学生の人は、ヒントを出しつつアドバイスをくれていたので、とても分かりやすかったです。LED以外のプログラミングもしてみたいと思いました。」

「中学生の人には、スムーズにできる方法を教えてもらうことができました。微調整をすることが一番大事だと思いました。他のプログラミングもしてみたいです。」

「分からないことが多かったけれど、中学生の方に教えてもらって分かりました。今回やった以外でもいろいろなプログラムがあることも知れました。」

本当に優しい眼差し

「自分はこんなに難しいことできるかなぁと思ったけれど、中学生の人がくわしくゆっくり教えてくれたので、何とか課題2まで進むことができました。プログラミングは、いろいろあるんだなぁと感心しました。」

「教え方がすごく上手で、きさくにしゃべることができてうれしかったです。私も中学生になったら下級生の子たちにくわしく教えられるようになりたいです。」

「中学生の人は、すごく頼りになりました。」

「今日の授業は、見るからにとても難しそうだったけれど、中学生のお姉さんが分かりやすく、やさしくしてくれて、とてもうれしかったです。」

「自分たちじゃここまでできなかったと思うので、くわしく教えてもらって成功できたんだと思います。あんなに上手く自分も教えられたらいいなと思いました。明るくていい方でした。」

「課題2で、逆に人が来たら光が消えるのがおもしろいと感じました。他にも、暗くなると明るくなる&物が近づくとLEDが点くプログラムで、電気を節約できるということがすごいと感じました。一つ一つ数字を上げたり下げたりすることも一つの大切な作業だと思いました。」

「プログラムをつくるというのは、とても難しいんだなと思いました。0.1の微調整でも変わるということが分かりました。パソコンと機械が連動していてびっくりしました。」

次に、6年生の先生と教頭先生の言葉から

「小学生が操作するのをしっかりと後ろから見守る形でサポートできていました。」

「教えるより、考えさせるようにサポートしてくれていました。」

「言葉遣いも説明もていねいにしようという意識が伺えました。」

「小学生の目線に合わせて話してくれていました。」

「試行錯誤する中で正しい方向へ導けるよう、ヒントや助言を工夫してくれていました。」

「小学生と中学生が関わり合っている姿が微笑ましかったです。」

「ある中学生が説明しながら作業していると、隣にいた中学生が、『小学生みんなにやってもらおうよ』と声をかけ、全員にさわらせていました。」

「数字の値を大きくすると…など、具体的に説明ができていました。」

「簡単に、他のグループに助けを求めるのではなく、自分たちで考えさせようとしていました。」

小学生1年生と6年生で担任してもらった先生も見に来てくれました

これは、何をしているのかというと…

最後のあいさつを誰が言うか決めていたのです

押し付け合いをすることなく、まあ何とか決まり、ここでもさすが中学生と思いました

中学生が母校の小学校授業で活躍できる交流をめざして行った小中連携事業

成功です

次回は、5年生との交流をお届けします