今日はちょっと重い内容です。26日の朝6時のNHKニュースで、出来事を知りましたが、神奈川県相模原市の障碍者施設で、元職員による凄惨ともいえる殺人事件がおこりました。
朝から心痛な出来事で、重い一日でしたが、その事件の事はここでは触れません。
この事件のU容疑者は、何でもおかしな文章を衆議院議長に送ったとかで、その内容から精神異常との疑いで、措置入院させたということです。
措置入院とは、精神疾患で自傷・他傷の恐れがある者を都道府県知事の命令によって、しかるべき医療施設に強制入院させるものです。
しかし、事件を起こした、ということはまだ回復せずに退院させてしまった、ということです。
このような人物を外に出してしまっていいのか、だからこんな事件が起きた、という批判めいた論もあるようですが、私が弊ブログで書いてきた、ある出来事の「前」はその時点ではなかなか分からない、の例です。
措置入院は、入院させる人物の人権を一時的に抑制させます。故に人権保護との兼ね合いもあり、軽々に行われるものではありません。
でも今回の容疑者のように、「おそれ」がありながら外に出してしまった。
このU容疑者は、おかしな手紙、おかしな言動から、危険な行為だという認識はあったようです。
でもその時点では、このような凄惨な行動を起こす前であることは、分からないものです。
「前」は、事が起こってから「前」が分かるもので、、「前」の瞬時は何かの「前」は分からないものです。
何度か例に出している、西明石駅の寝台列車脱線事故も、機関助士が、機関士の酒酔状態から危険認識が働けば、緊急停止ができたはずですが、それでは緊急停止させた張本人として、後々職場からやいのやいの言われてしまいます。
それを思い、緊急停止させなかったらしいですが、放っておけばもっと重大な惨事になるとは、その「前」の時点では、予言者でなければ分からないものです。
細かい神経を研ぎ澄ませておき、感性を豊かにしておけば分かるものですが、難しいものです。
朝から心痛な出来事で、重い一日でしたが、その事件の事はここでは触れません。
この事件のU容疑者は、何でもおかしな文章を衆議院議長に送ったとかで、その内容から精神異常との疑いで、措置入院させたということです。
措置入院とは、精神疾患で自傷・他傷の恐れがある者を都道府県知事の命令によって、しかるべき医療施設に強制入院させるものです。
しかし、事件を起こした、ということはまだ回復せずに退院させてしまった、ということです。
このような人物を外に出してしまっていいのか、だからこんな事件が起きた、という批判めいた論もあるようですが、私が弊ブログで書いてきた、ある出来事の「前」はその時点ではなかなか分からない、の例です。
措置入院は、入院させる人物の人権を一時的に抑制させます。故に人権保護との兼ね合いもあり、軽々に行われるものではありません。
でも今回の容疑者のように、「おそれ」がありながら外に出してしまった。
このU容疑者は、おかしな手紙、おかしな言動から、危険な行為だという認識はあったようです。
でもその時点では、このような凄惨な行動を起こす前であることは、分からないものです。
「前」は、事が起こってから「前」が分かるもので、、「前」の瞬時は何かの「前」は分からないものです。
何度か例に出している、西明石駅の寝台列車脱線事故も、機関助士が、機関士の酒酔状態から危険認識が働けば、緊急停止ができたはずですが、それでは緊急停止させた張本人として、後々職場からやいのやいの言われてしまいます。
それを思い、緊急停止させなかったらしいですが、放っておけばもっと重大な惨事になるとは、その「前」の時点では、予言者でなければ分からないものです。
細かい神経を研ぎ澄ませておき、感性を豊かにしておけば分かるものですが、難しいものです。
今、措置入院から退院させた事が早すぎるとか、近くの人が判らなかったか? とか後に成って無責任このうえない事ばかり云いよるネ。
強制措置入院の担当医師にしても、其の時点では良いと思って退院させたであろうし、費用の面も有るし、近くの人(友人)にしても可笑しいと思いながら友人を売る様な行為で関係機関に通報はし難い。そんなおお恐れた事を起こすとは誰も思わなかったでしょう。
今に成ればああすれば良かった、こうすれば良かった、と成るでしょうが其の時点は此れで良かったと判断したのでしょう。
事件(犯罪)は防ぐ事は出来ないってのが持論の僕タンでして。
事故は誰も意図的に起こしたいと思っている訳では
無いですが、事件(犯罪)は意図的に起こすものなので、
どんなに防ごうとも、その抜け穴と機会は絶対に
訪れますので、防ぎようがないんですよね。
よく、事件、事故を混同してなんでも防げるような思考の元で対策案を考える方が多いですが、
犯罪者は賢いんです。
えぇ、いくら対策をしても、その上をいきますから
そうですね、事件は事件として、なぜこのような人物を医療施設から外に出してしまったのか、の批判調がとても気になりました。
それは無理ってものです。
後からは何でも言える、ということですね。
ただ、具体性は分からずとも、兆候は見つけることができます。
故にこの施設では解雇したわけで、その後の自治体との連携のまずさでしょうか。
今回は都道府県をまたがっているそうですし。
都道府県の垣根は、とんでもなく高いようです。
事故を防ぐような感覚では、事件は防げられない、ということですね。
そうですね。常識感で、対策をすると抜け穴だらけです。
具体例は避けますが、そんな警備でいいの?と思えるような場面がありました。
犯罪者は賢いですか?これには異論がありそうな。
犯罪者が賢いのではなく、対策を施す方にヌケがある、というところではないかと思います。